ミラノの最後の晩餐のチケットをその日に入手できた!しかも価格は€1
日本からミラノへ旅行に来た。新婚旅行のためだ。
ミラノにはいろいろ観光スポットがある。その代表的なものが最後の晩餐の壁画だ。これは教会の隣の地下にあって、保護のために完全予約制。ひと枠25人までで15分間しか見られない。
そんな枠の狭さもあって常に予約がいっぱいだ。いろいろなブログで2-3ヶ月前の予約が必要と書かれている。
僕が予約しようとし始めたのは1週間前でかなり出遅れた。5/20のチケットを取りたかった。
まずインターネットで予約しようとしたが見事に枠は埋まっている。次に取れるのは8/1だった。
次に電話だ。先人たちのブログによるとネットで予約いっぱいでも電話なら取れることがあると。一縷の望みをかけて電話して見たが、あえなく撃沈。
次に宿泊先のホテルに代わりにとってよと駄目元で頼んで見たが、あえなく撃沈。しかし、旅行会社の電話番号を教えてくれ、そこに電話した。
現地旅行会社に電話したところ、最後の晩餐だけのチケットはなくて、近くの観光名所(ドゥオモとか)も合わせて巡るツアーなら€45で販売してるとのこと。最後の晩餐のことだけ考えると、ちょっと割高だけどまあいいかと思い、日付を聞いたら、5/23以降しか空きがないとのこと。あえなく撃沈。
ということで、事前のチケット購入は失敗した。他に転売屋から買うという方法があったが、買ったところで本当に入れるのか不安だったため、やめた。
そして当日。
教会はあるし、それだけでも見に行って、ダメ元でチケットオフィスに行ってその日のチケットがあるかどうか聞きに行った。
他の観光地を巡って、最後の晩餐のチケットオフィスに着いたのが18:30。チケットオフィスのオープン時間もこの時間までのはずだったが、開いていたので恐る恐る中へ。
そして、カウンターに3人座っていたので「ボンジョルノー」と話しかけるも、無視される。
次に「エクスキューズミー?」と話しかけるもやはり無視される。そして、彼女らは雑談を続けていた。
やっぱ無理なんだね、と妻と話し、その場から立ち去ろうとすると、一人の受付の人が、「just a moment, please」と行って引き止めてくる。5分ぐらい待つと「how can I help you?」と聞かれ、目が点になりながらも、
can I have two tickets for today?
と聞くと、夜9時からのならあると言われた。
「え、ホームページにも外の表示にも19時までって書いてあったじゃん!あれなんなん?」
と思いながらも、そのチケット欲しいと伝えたところ、
€2 for 2 tickets.
と言われた。また混乱である。
「え、ホームページに€12って書いてあったじゃん。こいつ本物か?でもここは明らかに公式チケット販売所だし、本物か?」
と困惑していたら、もう今日は残り時間少ないからこの値段で売ってあげるみたいなこと言われた。
ほんまかいなと思いながらも受けったらチケットが以下のもの。
そして実際に見てこられた。
我々が入ったのは夜9時だったが、その後のグループもいたため、実際何時まで開いていたのかはわからない。
ちなみに夜9時だったが、5月下旬のイタリアは日が長いらしく、まだ完全に暗くはなっていない。8時半ぐらいに日が落ちたかな?というのが実感値だ。さらに余談だが、レストランが混み始めるのもそのくらいの時間だった。7時ぐらいだとまだ明るいのでみんな夕飯食べる気にならないのだろう。
ということで、最後の晩餐のチケットが取れな買った人は参考にしてほしい。でも、本来ならば2-3ヶ月前のネット予約を勧めたい。個人的な話をすれば、僕は最後の晩餐がミラノにあることを知ったのが1週間前で2-3ヶ月前の予約なんて無理だったけど。
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