その時にできることをやっていけば、最終的には大きなことも達成できる:大きなことに取り組む際の計画の立て方
大きなことに取り組む際、どこから始めれば良いか、どのように計画を立て、取り組んでいくことができるか、わからない場合も多いと思う。このような場合、どうすれば良いだろうか。
1つのヒントは、その時にできることをやっていくということである。基本的には、できることをやって、積み重ねていくしかないと思う。そのためには、自分が使用できる時間を把握し、その時間に適したタスクを割り振ることが重要である。
例えば、1-2時間など長時間取れる場合、何か時間がかかるような、じっくり考える必要があるタスクに取り組むべきである。わざわざ、いつでも簡単にできるようなことをやる必要はないだろう。一方で、30分程度の短時間であれば、30分程度で簡単にできそうなことや、少し簡単で軽いタスクをやっていくと良いと思う。
私は、博士論文に取り組む上で、このように、できる時にできることをやるを心がけていた。朝の方が集中できるので、朝に頭を使う作業、午後に頭をあまり使わない作業をするようにしたり、時間がしっかり取れる時は、分析や執筆に取り組み、時間があまり取れない時は、文献を読んだり、原稿を読み直すなどしていた。仕事もある中で、常に研究ができる状況ではなかったが、こんな感じで、できる時にできることをやっていったからこそ、完成できたのだと思う。
何か大きなことに取り組む際、圧倒されてしまうと思う。しかし、最初にやるべきことは、自分がどれくらい時間を使うことができるか、とにかく明確にすることである。もちろん、無限に時間をかけることができれば理想だが、おそらく、私たちはそうではない。仕事も生活もある中で、かけられる時間を使ってやっていくしかない。どれくらい時間をかけられるか明確になると、何をいつすべきか、見えてくるだろう。それが見えてきたら、あとは、淡々とこなす。やる気に頼らず、ただやるのが一番である。ただそれだけである。
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