人生は「意図」×「たまたま」で出来ている。
仕事中にぶっ倒れて、
人生の仕切り直しを、余儀なくされた頃の話の続き。
働き方を変えなければ・・。
ぶっ倒れて、初めて、
自分が無理していたことに気づきました。
この先、独身で一人で生きていくには、
この働き方では、無理だ。
なので、思いました。
就職しよう。正社員で。
でも、その時すでに、30代後半。
当時の時代背景から言うと、転職・・しかも正社員で就職するのは
難しいと言われる年齢に達しています。
しかも、学歴も資格もない、
結婚式の司会者って、あまりにもニッチで、
企業で使えるキャリアとは思えない。
・・ってことは、
私には、何もない。
と、思って、
絶望しました。
ところが、
絶望しながらも、
だんだん、体調も回復してくると、
自分の中から、
「本当に何もないのか・・?」
と言う声がしまして・笑。
それもそうだと思い、
とりあえず、
自分の棚卸しをしてみたのです。
(やることなかったし)
今までやってきたこと、できたこと、できなかったこと。
人から喜ばれたこと、褒められたこと、
逆に、いつも失敗したり間違えたり、うまくいかなかったこと・・
好きなこと、嫌いなこと・・
そんなことを、どんどんノートに書いていきました。
書いたところで、
自分を採用してくれそうな仕事は、
全く思いつかなかったのですが、
書き出して、埋まったノートを見ていたら、
なんとなく、
うん・・。なんかある。
と、思えてきたという・笑。
もちろん、なんの根拠もないので
当時は自分でも、
「は、なんで?」
と、思ったのですが、
今ならわかります。
自分ができることや、できないこと、
良いところや、弱いところ・・
それぞれを、
言語化して、外在化して、
改めて、自覚して受容することができると、
それらは、
ぴかっ・・と、光るんですよ・・。
自分の内側から、光って、
自分自身を照らすんです。
その光に照らされたワタシは、
どうなったかというと、
「明るい気持ち」になりました。
明るい気持ちになっても、仕事は見つからんだろうが・・と
お思いでしょうが、
明るい気持ちって、バカにできないですよ。
なぜなら、
明るい気持ちは、
外に向かって
「明るい波動」を放つので、
明るい出来事と、響き合うからです。
ワタシはその後、
たまたま、実家に帰って、
たまたま、そこにあった新聞をめくっていた時、
大手飲料メーカーの求人広告に
目が吸い寄せられました。
見た途端、ピンときたのです。
「あ、これは私の仕事だ」と。
そこそこの競争率でしたが、
なぜか、とんとん拍子に採用され、
望み通り、正社員として仕事に就くことができました。
※ちなみに、この会社が縁で出会ったのが、オットです。
(この話はまたいずれ・・・)
この時、採用された仕事は、
決して、自分から
「絶対にこう言う仕事がしたい!」と決めて
それに向かって頑張ったり努力したり・・と言うことで
出会った仕事ではありませんでした。
なんたって、
自分には「何もない」と思ってましたから、
コレ!と思うことを、思いつくわけもない。
でも、
自分の内側に意識を向けて、
自分の中にあるものを、いいも悪いも、
認めて、受容していくと、
それらは、動き出し、光を放ち、
必要なものと響き合うことになるのだと思います。
算命学で言えば、
それは、まさしく「星の稼働」。
人体星図の中にある、授かった星たちは、
持ってるだけでは、ないも一緒なのです。
意識して、意図するからこそ、動き出す。
ワタシは、自分らしい人生は、
自分の「意図」と「たまたま」で、
出来ていると思っています。
どっちかだけでなく、
どっちもあるのが大事。
絶対こうじゃなきゃ・・と
頑なにならず、
思い込みで自分を決めつけたりもせず、
客観的に自分を知った上で、
意図を持ち、
内側の光と響き合うものに
自分を委ねてみることが大事なんだろうなと。
この時から、また時は流れ、
今は、個人事業主となったワタシですが、
この時の経験が、
ワタシには、とても大事だったことが、
これまたのちに、算命学で知ることとなります。
算命学は、占いにカテゴリーされてるけど、
「自分を知る」のに、相応しいツールです。
あの頃の自分に教えてあげたい・笑。
当たる・当たらない・・より、
自分の構造や人生の流れを
人生の大波小波に楽しく乗っていけるよう、
算命学を活用していきたいと思っています。
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