オタクが真に反抗しているもの
ある人々の言説や行いを解釈するのは危険な行為である。もし第3者として解釈したり批評したり批判したりするとすれば、それはいわゆる上から目線、つまり彼らの語る権利を剥奪することにつながる。一方、当事者として発言することは、他の同様な(とみなされる)人々の語りを僭称してしまう可能性をもつ。ここで私はSNS等でオタク的な人と度々関わっている人間として共感的な立場からオタクが何を目指しているか語ろうと思う。しかし、ここで語る内容は私の個人的経験と推測にもとづくものであることは注意してほ