好きといえる幸せ

こんにちは、百華です。

昨日沼落ちについて書いていて、何だかほっとしました。
好きを素直に語れるって素敵だな、と。


好きを公言するのには、勇気が必要です。

そんなものが好きなの?と否定される不安や、
その程度で好きって言えるの?と比較されてしまう怖さなど、
素直な気持ちを邪魔する外からの要因がたくさんあるから。


アイドルを応援していると、素直に「○○担です」とか「○○を推してます」と言えないことが多くあります。

他の人は、もっと○○について知っている。
グッズもたくさん持っている。
熱量だって、使うお金だって、上には上がいる。

もちろんそれらの要因だけで好きな度合いを決められるものではないけれど、一つの基準としてこのような部分を気にする人はたくさんいます。
たぶん自分もそうなんだと思います。


出会った人といちいち比較して、足りないから追いつかないといけない、同じ土俵で話せるようにならないといけない、と考えるようになってしまいました。

比較する範囲は、気づけばSNSで流れてくる情報にまで拡大していて、こんなに上がいる、私なんか足元にも及ばないと勝手に自己評価を下げてしまいました。

その結果、好きだった気持ちを忘れて無駄な見栄ばかりを張り、
推しているという事実だけにしがみついてしまったり。

反対に、比較しながら推すことに疲れて、
好きな気持ちは持っているはずなのに離れてしまったり。

純粋に「好き」の気持ちを持って応援し続けるって、本当に難しい。


こんな状況になってしまうのも、自分というものがないから。
自分自身の下した評価を信じられないから。

自分が好きだと思っているならそれはもう「好き」なのに、好きである理由や好きであることを示す手段を持っていないと認められないと思っている。

誰に認められようとしているの?
自分が認めていれば、それでいいはずなのに。


そんな中で、細く長く「好き」を保って応援できている唯一のグループが、WEST.さんです。
なぜかと考えると、仲間に恵まれたことが大きいと思います。

できる範囲で、気持ちのおもむくままに、1人(1グループ)に固執せず、緩やかに応援している人とたくさん知り合えたから。
素直に好きを表現して、どんなスタンスでも受け入れる、そんな人たちに出会えたから。

自分もそうなりたい。
自分を強く持って、周囲の環境に左右されない人間になりたい。
純粋な気持ちで、「好き」と言える幸せを味わい続けたい。

今はそう思います。


百華


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