魚であった。
私は魚が好きだ。
見るのも食べるのも好きだ。
水族館はひとりで行けるタイプだ。
(動物園はひとりで行ったことはない)
イルカちゃんにボールをパスされたことがある。
さかなくんを『TVチャンピオン』で観てから尊敬している。
魚釣りの経験は小さい頃に一度だけある。
父に釣りに行くぞ!と有無をいわせず連れて行かれたのだ。
家から近いパターンである。
エサに触れず、父に準備してもらった。
私はただ釣り竿を受け取っただけ。
ぜんぜん釣れないし、面白くない。
少女漫画をひっそり読むタイプの小学生女子が、釣りの面白さなど分かるわけがない。
(偏見だが)
帰りたい。帰りたい。
「帰りたい。」
父に言ったが、魚が釣れているのでまだ帰らないと言う。
諦めて、ぼーっと自分の釣り糸を見ていた。
父に声をかけられて、釣り竿をあげてみると、かわいらしい魚が釣れているではないか!!
タナゴである。
タナゴちゃんは、うちのこになった。
魚の飼育は父がしていたので、私は見ていただけだった。
いや、少しは手伝った。
しかし、興味はすぐにうすれてしまった。
当時、同じクラスの男子に、どういうきっかけか忘れたが、日曜日、一緒に釣りいこうぜ!道具かしてやるよ!とさそわれた。
私は二つ返事した。
男子は今でいう、リア充、陽キャ、クラスヒエラルキーの上位であった。
小学生だから会話したんだと思う。
私は嬉しくて、夕飯前に家族に報告したら、父が怒って断りなさいと言った。
「なんで?」
と聞くと危ないから!今すぐ断りなさい的なことを言われて、しぶしぶ連絡網の紙を見ながら男子に電話した。
男子本人が電話にでて、親に反対されたから、釣りに行けないと話した。
男子は分かったと言った。
その後、会話する機会はあまりなかった。
それから数十年。
池上彰さんのテレビ番組で、魚の話があった。
あまり覚えていないが、私は魚のことを全然知らなかったんだなと思った。
さらに数年後、なんとなく釣りがしたくなった。
さかなの市場に年一行っている。
魚介類を近くで見れる。
こういうの釣れたらいいなぁ、とふわっとした感想である。
ワカサギ釣りとかしたいなぁ。
noteの記事を読んでいると、ワクワクする。
つまり何がいいたいのかというと、釣り記事書けないです。
釣りに関しては、読み専です。
釣り情報なくてすみません。
noterさんの記事、面白いです。