お久しぶりです。 昨日開催された、文学フリマ大阪12に行ってきました。 春にたまたまその存在を知って以来、ずっと楽しみにしていました。当日の朝は出店側でもないくせになぜか緊張してしまい、そわそわしながら会場に向かいました。 行ってみてまず思ったのは、とにかく人が多い! 人が多い多いとは聞いていたのですが、予想以上の盛り上がりでした。 ここにいる人たちはみんな誰かの紡ぐ「言葉」に触れたいと思ってここに来ているのだなあと思うと、感慨深いものがありました。 会
「どうしてそれが好きなの?」 昔からこう聞かれたときに、上手く答えられないことが多いです。自分の答えに自分で納得できないのです。 中学以来の親友に久しぶりに会って近況報告をするなかで、お互いが大学で学んでいる内容についての話になりました。そこで私が、まだ専修は決まってないけど、今は主に国文学とか日本語学を勉強してるよ~、前から好きだったことができて楽しいよ~と話したところ、冒頭の質問をされました。そして、はたと固まってしまったのです。 とりあえず、その場では思い
皆さんは「エモい」という言葉をどうお考えでしょうか。 肯定派ですか?否定派ですか? かつての私は、「エモい」や「ヤバい」などの若者言葉に対して、肯定的とは言えませんでした。あらゆる感情をたった一言で言い表すことができるこれらの言葉は、多くの言葉を、そしてそれに付随する感情を失わせてしまうように感じていたのです。 とは言え自分も若者の端くれであるため普通に使っていたのですが、使うたびに「今伝えたかったことって、これ以外のどんな言葉で表せるかな」と考えたりしていました