夏の日差しが照りつける中
庭には大きなひまわりが咲き誇る
背比べをしてみたあの日々
僕よりもずっと高く、空に向かって笑っていた
土の香り、虫の声、蝉の大合唱
兄弟と手を取り、野原を駆け抜けた
風に揺れるひまわりの影を追いかけて
まるで時間が止まったかのような瞬間
夕暮れ時、オレンジ色に染まる空
ひまわりも静かに夜を迎える
縁側で冷たい麦茶を飲みながら
遠くから聞こえる花火の音に耳を澄ます
その夏の日々は、今でも心に鮮やかに残る
ひまわりのように、まっすぐな思い出として
時が経っても色あせない
あの夏の光と共に、永遠に僕の中で輝き続ける
#夏の1コマ
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#せみ
#夕暮れの時