私の創作習慣 ~ 小説家を目指して日々の積み重ね
フリーター生活を送りながら、小説を書く毎日。これが私の生活スタイルです。忙しい日々の中で、どうやって創作に向き合っているのか、その習慣を少しお話ししたいと思います。
創作において最も大切なことは「継続すること」だと私は信じています。どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、毎日少しでも書くことを心がけています。たとえ10分でも、1行でも、書き続けることが、やがて大きな成果につながるからです。長編小説を執筆していると、進展が遅く感じることもありますが、それでも一歩ずつ前に進んでいる実感があるからこそ、続けられるのです。
私が大切にしている創作の習慣の一つは、毎朝の執筆時間です。バイトが午後からの日は、午前中に自分の時間を確保して、執筆に集中します。朝の静けさの中で書くことは、私にとって一日の始まりを充実させる最良の方法です。朝の新鮮な気持ちで、頭の中に浮かんだアイデアを整理し、物語の世界に入り込む時間がとても好きです。
また、バイト中でも常にインスピレーションを探しています。お客様との会話や、同僚とのやり取り、街中で見かけた風景の中に、新しいキャラクターやストーリーのヒントが隠れていることがあります。その瞬間を見逃さないために、私はいつも小さなメモ帳を持ち歩き、思いついたことをすぐに書き留めます。後で読み返してみると、そこから生まれたアイデアが物語の一部になっていることに気づくのです。
創作のための時間管理も、私にとって大切な要素です。フリーターとして働いていると、シフトが変則的になることが多く、日によっては忙しくて執筆に集中できないこともあります。そんな時でも、自分のペースを崩さず、少しずつ書き続けることを心がけています。大切なのは、焦らず、自分に合ったペースで進めること。周りの人と比較するのではなく、自分の進歩を少しずつ実感することが大切です。
また、私は定期的に自分の作品を見直し、改訂する時間を持っています。一度書いたものをそのままにせず、時間をおいて読み返すことで、改善点を見つけ出し、作品をより良いものにしていくプロセスは、私にとってとても重要なステップです。この見直しの作業を通じて、作品がどんどん自分のイメージに近づいていくのがわかる瞬間が、何よりも楽しいのです。
創作において、結果がすぐに出なくても、毎日続けることで少しずつ前に進んでいることを感じることができます。私にとって、小説を書くことは自分の内面を表現する手段であり、それを続けることで自己成長を実感できるのです。
フリーター生活を続けながら、小説を書くという選択肢は、決して簡単ではありません。しかし、それでも私はこの生活を選びました。なぜなら、この生活が私に自由を与え、創作に向き合うための時間と空間を与えてくれるからです。これからも、少しずつですが、私は自分の夢に向かって前進していきます。
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