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個人主催経験なしの人間がwebオンリーと現地プチオンリーの主催を共同でやってみた件

0.はじめに

はじめましての方ははじめまして!ちゃしぶと申します。
なるべくキャッチーなタイトルにしたくラノベっぽいタイトルにしてみました。どうでしょうか。

こちらの記事は同人イベント個人主催経験なしの人間が、webオンリーと現地プチオンリーの主催を共同で行い、やって良かったこと、主催として意識をしたこと、をまとめた記事になります。

主催経験なしで、webオンリーも現地プチオンリーもやるって…難易度高すぎるのでは…?と感じる方も多いかも知れませんが、安心してください!やりきった人間がここにおりますよ!(共同主催なので一人でやりきったわけではないですが!)

あくまで主催1/2としての視点・内容にはなりますが、これらの情報を共有することによって「個人主催やってみたいな…」と考えている方のお役に立てたり、不安の解消に繋げられたら幸いです。やろう!個人主催!✊


1.本題に入る前に

1-1.何のオンリーをしたの?

ジャンルは「アイドルマスターSideM」(以下SideM)です。ご存じではない方はこれからSideMに出会える幸運な方です。おめでとうございます🎊

▼SideMの始め方、丸わかり動画

キャラクターのことを全く知らなくても楽しめる素敵な楽曲がたくさんありますのでぜひ「SideM 曲 おすすめ」などで調べてみてください。ほとんどの曲がサブスクで聞けます。優しい応援歌がたくさんあります。私はSideMの曲で何回泣いたか分かりません。

話が若干脱線してすみませんでした、戻ります。

アイドルマスターSideMには2024年7月現在時点で16のアイドルユニットが存在します。その16ユニットの中の一つ、「THE 虎牙道(ざ こがどう)」のユニットオンリーを共同で主催しました。

↓THE 虎牙道さんの曲とビジュアルが知れる最高な動画はこちら

カッコいい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
見てくれた方はありがとうございます


1-2.なぜ個人主催なのか

赤ブーブーの企業主催オンリーは基本カップリングのオンリーまたは作品のオンリーになります。私たちがやりたかったのはユニット中心のオンリーでどちらにも当てはまりません。実現するためには個人で主催をする必要がありました。誰かTHE 虎牙道のユニットプチオンリーやってくれないかな…と数年思っておりましたが、願ってるだけじゃ成就しない(THE 虎牙道さんの歌詞引用)&2024年にSideMが10周年を迎えるので、この記念すべきタイミングで私たちでプチオンリーをやろう!ということで、実行するに至りました。


1-3.主催の体制、進め方について

サラさんと私ちゃしぶの主催2名という体制で行いました。

デザインや画像制作に関するタスクはほぼサラさんにして頂きました。
私は事務作業が好き❤なので、事務作業中心にやらせてもらいました。

Discordで通話会議、Discordのメッセージ機能で随時相談or報告、Googleスプレッドシートで諸々管理、という感じでやってました。

スプシはこんな感じ

用途ごとにシートを分けてました

一人が文言を考えてスプシ記載→もう一人が文面チェックして投稿、という感じ。

スケジュール兼タスク管理表はこんな感じ↓

終わったタスクは「済」にして行ごと非表示

公式の予定(ライブや円盤発売など)や他の同人イベと被らないように、それらの予定も書き込んでました。


1-4.日程、スケジュール

初告知から現地プチオンリー開催まで1年以上動き続けていました。

2023年2月頭頃:内々に企画発足
2023年4月:初告知
2023年11月:webオンリー開催@ピクリエ
2024年5月:現地プチオンリー開催@東京ビッグサイト


1-5.オンリーの内容、企画

webオンリー@ピクリエ 企画内容
X(Twitter)とピクリエでできる企画を行いました。
参加者を増やしたかったので一部抽選でプレゼント(アイス🍨)も用意したり。

サラさん作成告知画像 こちらに加えて公募のカウントダウン企画を実施

#こがどwebオンリー2023 で検索すると上記内容が出てきます。

現地プチオンリー開催@東京ビッグサイト
①公募制のカウントダウン企画
②記念イラストアンソロジー頒布
③ペーパーラリー企画

▼アンソロ通販ページ

https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=2402759

▼ペーパーラリー企画

サラさん作成告知画像

現地プチの様子や感想は、#こがどプチ感想 タグで見れます!

↑これは私が描いた当日レポ

X(Twitter)のアカウント:kgdpt315


1-6.オンリーの実績

・webオンリー参加サークル数:89サークル
・現地プチプチオンリー参加サークル数:70サークル

赤ブーブー主催のSideMオンリーイベントの規模が約100サークル(2023年前後 東京開催の場合)でしたので、1/16ユニットのオンリーでこのサークル数はかなり多かったのでは!?と思っております。

もちろんTHE 虎牙道というユニットが魅力的であるとか、熱を持った参加者の方が多かったとか、主催とは関係ない要因も大いにあると思いますが、それでもやはりこれだけ参加してもらえたのは嬉しいです!

現地プチオンリー後「また開催して欲しい」というお声を頂くほど、全ての参加者の方が一体となったとても暖かく楽しい空間でした。これはもう大大大成功と言っても\過言ではな~い!/(コール&レスポンス)

長くなりましたが前置きは以上です。

ここから本題の主催としてやって良かったこと、意識したことなどをまとめたいと思います。


2.やって良かったこと

2-1.何度でもやろう主催会議

大きなプロジェクトを進行するときは何度も打ち合わせした方がいいと会社のパイセンに教えられたので、主催会議は頻繁に行いました。

企画発足から現地プチまでの約1年2ヶ月、最低でも月1回以上、合計で27回会議をしました。

何度も会議をすることでお互いの認識のすり合わせやタスクの抜け漏れチェックなどができたと思います。


2-2.余裕のあるスケジュール組み

早く告知をする→余裕のあるスケジュールにする→参加者の方の準備期間を長く確保できた、と思います。準備期間が長ければ参加者も増える…はず…!
現地プチ記念として発行するアンソロも、水面下ではかなり早い段階から動いておりました。アンソロは「制作期間がこれだけ長いなら大丈夫です」とお返事頂いた方もいらっしゃったので、余裕のあるスケジュールにしておいて良かった…!と心から思いました。


2-3.現地プチの前にwebオンリー実施

主催のやることがほぼ倍になったのですが、それでもwebオンリーはやっておいて良かったです!

現地プチやります!の告知がだいぶ早かった(開催の1年以上前)ので、間にwebオンリーを実施し、気持ち(PASSION)の火が絶えないようにしました。

また、webオンリーは現地プチの「前哨戦」と位置づけ、サークル参加未経験者の方のステップアップの場になれば…これで現地プチ参加者が増えれば…と考えていました。

現地プチの前にwebオンリーを実施したことによるメリット
<Side主催>
・SNSを動かし続けられる(webオンリーに関する投稿ができる)
・webオンリー関連企画から現地プチの存在を知ってもらえる
・楽しい
<Side参加者>
・サークル参加未経験者のステップアップの場になる
・現地プチオンリーへのモチベーション維持・向上
・楽しい

現地プチのためのwebオンリーではありましたが、webオンリーはwebオンリーでとても楽しかったです!

余談:ちょうどピクスクの個人情報漏洩事件が起きた頃だったので、会場をピクリエにしておいて良かったなと思います…本当に…


2-4.個人主催イベントのお手伝い

個人主催経験なし!の私が、これは経験しておいて良かったと思うことは本部(主催)側のお手伝いです。

①個人主催プチオンリー(別ジャンルのプチ)の本部スタッフと、②SideM個人主催オンリー(パバステさん)の本部スタッフを経験させてもらいました。①は友人の手伝い、②はスタッフを公募されていたので応募して参加させてもらいました。

どちらも本部運営のノウハウや情報、得られる経験や知識がたくさんあり、自分が主催をするにあたって役に立つ経験が得られました。

①の個人主催でプチをした友人には、主催についての相談にも色々のってもらいました。本当にありがとうね~!


3.主催として意識したこと

3-1.SNS更新頻度を増やす

X(Twitter)アカウントをなるべく動かし続けることを意識しました。

SNSを動かし続けた理由
・オンリーの存在を忘れられないようにする
・オンリーの存在を知ってもらう
・参加意思のある人を取りこぼさない(各締切間際は何度もリマインド)

ポストが目立つようにと、サラさんが各画像を作成してくださいました🙏

リマインドは「こんなに投稿したらしつこいかな…」と思いましたが「参加しようかな、どうしようかな」と考えている人の背中を何度も押す役割になると思うので、しつこいぐらいでちょうどいいのかなと…!

現地プチオンリーのみですとどうしても告知できる内容が少なくなってしまうので、間にwebオンリーを挟んで本当に良かったです。

長期間動かし続けた成果や各企画等から、アカウントのフォロワー数もかなり増えたと思います…!


3-2.参加ハードルを低くする


参加ハードルを低くすることで、なるべく多くの人に参加してもらおう!と意識しました。

例えば…をいくつか記載します。

▼例①現地プチオンリーのサークル参加条件

・2024年5月5日(日)開催の「SUPER COMIC CITY 31-day2-」併催のアイドルマスターSideMオンリー「SUPER MIRACLE FESTIV@L!! 2024」にサークル参加申し込みが完了していること。
・イベント当日にTHE虎牙道に関する作品を1点以上頒布出来ること。(※新刊・既刊不問。同人誌・グッズ等の種別不問。無配のみでも可
オールキャラ作品・CPありなし不問(CPはTHE虎牙道のメンバー同士・ユニット越境・Pドル・ドルP・モブドル等、THE虎牙道のキャラが関係していれば何でもOK)
・18禁作品可(頒布の際はルールを遵守してください)
・他、THE虎牙道への愛があれば基本的にOKです!!
・イベント当日まで連絡可能なメールアドレスがあること。

上記に加え、ペーパーだけで参加でもOK!初心者でもOK!THE虎牙道以外のスペースからも参加OK!とアナウンスしました。

現地プチ当日は久しぶりにサークル参加した!初めてサークル参加した!初めて本を出した!という方が何名かいらっしゃいました。主催冥利に尽きます…本当に嬉しい…🥲

▼例②フィットボクシング2参加企画

当時のツイートに添付した画像(サラさん作)

ストレッチでもOK!オンリーに参加しない人がこの企画だけ参加もOK!としました。

この企画のポストは400以上のRPがありました。webオンリーに参加しない方やSideMがメインジャンルではない方にも参加して頂けて嬉しかったです。(もちろん主催も参加しました💪)

企画がウケると拡散される→オンリーの存在を知ってもらえる、という好循環が生まれていたのでは…と思います。たぶん

フィットボクシングのスコアで勝負するとか、プランクの秒数で勝負するという案も上げていたのですが、それは参加ハードルが高くなるのでやらないで良かったかもです。


3-3.オモロくする

なるべく面白い内容にしよう!と意識してました。なぜならばその方が拡散してもらえるから…!

私はデザインができないので、企画内容や企画名、ポストのテキストを面白く…もしくは愉快な感じにできないか…と考えてました。

告知画像はサラさんに作成頂きましたが、どれもインパクトがすごい…!

webオンリーのスペース拡大ポストに添付した画像(サラさん作)

爆発してる…笑

他にも、webオンリー名に「前哨戦」と付けたところ「一体何と戦うんだ」と面白がって(?)もらえました。

すべったボケもありますが、ボケ続けて良かったです。


3-4.主催の一生懸命さ・熱意を伝える

主催を考えている方に一番伝えたい項目です!!!!!!!

主催スタンスとして
主催が前面にガンガン出る!!!
・やれること全部やる!!!

と決めていました。

なぜならば

主催が頑張っている姿を見せる 

「主催の人頑張ってるな」と思ってもらえる

「こんだけ頑張ってるなら応援しようかな」と思ってもらえる

協力者・参加者が増える!

と考えたからです。

プチ主催をやる!と決めた直後は気持ちがハイになっていたのですが、少し経ってから「私が主催をすることを良く思わない人がいるかも…」と、漠然とした不安を抱えていました。自分の絵を載せるのも怖かったです。紆余曲折があり、不安に気づき、考えた結果、上記の考えに至りました。

序盤の方でこの考えにスイッチできたのは私にとって大きな変化でした。もしこの考えにスイッチできていなかったらここまで熱意のあるオンリーにはできなかったと思います。

主催の一生懸命さ・熱意を伝えるための施策の一つとして主催スペースを何度か行いました。2回目以降のスペースは何を話すかメモした台本を用意して話すようにしました。

主催スペースを行った理由
・文字よりも声の方が主催の感情や熱意が伝わりやすい
・声を聞いて主催という存在を身近に感じてもらえる
・文字や画像で書ききれない情報を伝えやすい

スペースは録音して毎回聞き返していたのですが、あの発言って失言だったかな…とか、自分の話し方のクセがひどいな…とか、反省やダメージは…まあまあ…あったのですが、主催スペースを聴いてサークル参加を決めてくれた(!)方がいたりしたので、結果やって良かったです!

何人かの方からはあのスペース楽しみにしてますよ~と声掛け頂いたりもしました(なんて優しいんだ…)

とはいえ主催だけアチアチに燃えていても、周りの方がそうでもないと盛り上がらないものです。企画やイベントが大盛況だったのは、間違いなく、一緒に参加して下さった方が盛り上げてくれたからです。

公募企画に参加してくださる方がたくさんいたり、主催スペースに参加してくださったり、サークル参加を決めてくださったり…。優しい方、情熱的な方、お祭りが好きな方…皆さんに感謝です。本当にありがとうございました!


4.最後に

主催未経験ではありましたが、主催2名体制ということもあり、お互いの得意・不得意を補い合いつつ、綿密に相談と協力をしながら、無事2つのオンリーを完遂することができました。

参加・協力して下さった皆さま方の存在も大きかったです。主催だけが頑張っていてもオンリーは成り立ちませんので、様々な方法でオンリーに関わり、盛り上げてくださった皆様には感謝が尽きません。

webオンリーも現地プチオンリーも、どちらにも良さがあります。どちらも主催は大変…ではありますが、どこまで凝るかによって大変さは変わってくるのかなと思います。自分がかけられる予算と時間の範囲内で、企画をやるのもいいのかなと…!

「このオンリーが開催されて欲しい」という強い気持ちがある方は、ぜひ自分が主催することも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。私も応援しています!


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