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京都の嵐山・保津峡・高雄の紅葉がピークに

2023年は寒くなるのが遅すぎましたが、それが幸いしてかすべての落葉樹が一斉に色づき始めたようです。

今年の紅葉は例年より遅いといわれていましたが、実際に11月11日に嵐山の山頂まで登ったときも葉っぱが緑色のままの落葉樹が多かったのです。ところが、急に冷え込みだしたことでそれらが一斉に色づいています。紅葉を見に行ったのが11月26日(日)。小倉山から渡月橋へ。そして高雄に向かいました。今回はきれいな紅葉を見ていただきたいので写真多め、文章は少なめです。

嵐山-高雄パークウエイを駐車場がわりに

京都の紅葉の時期は車で行くなというのは、私が京都に住んでいた30年前から言いわれていた言葉ですが、朝の早い時間は結構大丈夫。9時前には目的地の嵐山-高雄パークウエイへ着くように行きました。通行料がこの11月から値上がりをして1800円になっています。ちょっと高い感じがしたけど、駐車場代を考えれば納得できます。割引もありますのでホームページでご確認を。

「嵐山・清滝口ゲート」へ向かう途中、嵯峨鳥居本の上を通るのでいいアングルで撮影できます。
嵐山-高雄パークウエイに入って10分ほど走れば最初の小倉山展望台があります。
小倉山cafeも併設されていますが、カフェの紅葉が最高の状態でした。
カフェからは保津峡と愛宕山が見えます。この角度の愛宕山は新鮮です。

小倉山から渡月橋まで

小倉山の尾根筋は歩きやすく整備されていますが、下り坂になると登山道になります。ちなみに嵐山-高雄パークウエイの駐車場から渡月橋へ向かう人はほとんどいないと思います。途中に案内表示などもありませんのでご注意を。

駐車場から少し歩くとこのような道が続きます。
朝は曇っていたのでモヤッとした写真になりましたが、
昼ごろに通った時は晴れてきたので美しい紅葉のトンネルになっていました。
小倉山からは嵯峨野が一望できます。
大覚寺と大沢池も望遠レンズを持っていくとよく見えます。
小倉山の麓近くまで下りてくると、保津峡を見下ろせる展望台が3ヶ所あります。
一番奥の展望台からは星のや京都と千光寺の紅葉がよく見えます。
保津川下りの船と水上売店船。保津峡の変わらない光景ですね。
大悲閣 千光寺。角倉了以《すみのくらりょうい》が、大堰川の開削工事で亡くなった人々をとむらうために嵯峨の中院にあった千光寺を移転し建立させたと伝わります。大イチョウが美しい。
先ほどの写真と角度が異なりますが保津川が正面に見えるので人気の撮影スポットです。
こんな状態。
渡月橋と嵐山。ちょうど逆光の時間帯で写真が厳しい。
2週間前に尾根筋を山頂まで登りましたが、その時は葉っぱが緑色だったんですけどね。
2週間でこんなに色づくとはびっくりです。
横から光がさしているのでアップで見るときれいです。
さすがに日曜日の昼頃の時間なので観光客の賑わいは凄かった。
嵐山公園亀山地区も見頃
これ以上ない赤
枯れている葉っぱがありません。

嵐山-高雄パークウエイの高雄大駐車へ移動。神護寺・西明寺・高山寺へ

高雄大駐車場からは神護寺までは歩いて行けます。
駐車場から坂を下ると案内板が。
神護寺へ向かう坂道の紅葉がすでにすごいです。
このまま清滝川まで紅葉のトンネルです。
神護寺楼門前の石段。
参道下の茶店も紅葉がピークの状態。

神護寺

神護寺の境内です。境内は広いですが観光客も比較的少ないように感じました。
紅葉は見頃。
金堂前の石段です。
石段の紅葉の一部は散った後でした。
かわらけ投げの場所へ向かいます。この辺りも見頃。
広場の紅葉もちょうど見頃です。
かわらけ投げ。私も30年前にやった記憶が…

西明寺

西明寺の裏参道から入りました。
こちらは夏に来た時にモミジの緑が本当にきれいだったので実は一番期待して行ったのですが、少し遅かったみたい。
でも落ち着いた素敵な空間です。
さて、世界遺産の高山寺へは162号線を歩いて行きます。
赤色と石垣が素敵です。上の建物はお堂です。

高山寺

高山寺の境内です。
この日は観光客の方が多かったので石水院には入りませんでした。
紅葉はちょうど見頃。
でも日が傾くのが早いので紅葉は午前中のほうがいいかもしれません。
訪れたのは山門に明かりがつく時間です。といっても15時頃です。
162号線は若い頃から車でよく通っていたので周辺の紅葉もよく知っているのですが、昔はもっと紅葉する木が多かったように思います。この橋のあたりは昔のイメージに近いかも。
真っ赤で素敵な木です
これもすごい
高雄大駐車場にもこんな木が。
京都の紅葉は12月初旬くらいまでが見頃ではないでしょうか。
ぜひ楽しんで来てください。

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