November 2024
みなさんこんにちは!
11月になりました。2024年もあと2ヶ月。あっという間に年末に近づいていきましたね!皆様いかがお過ごしですか?
先週、今年のビッグプロジェクトの一つだったタイでのリトリートを無事終了しました。カオラックというプーケットから1時間半ほど離れたパラダイスでの4泊5日。あっという間でしたが、沢山の笑顔と目に焼き付けておきたい美しい空の景色、リトリートだからこそ感じることができるつながり、忘れられない思い出が沢山できました。
ただ楽しくサーフィンしてヨガをするだけではなく、なにか日常に持って帰れるプログラムを作るということを目標に考えた今回のリトリートのテーマは「JOY」。実はこれは、今年の私のテーマでもありました。
今まで自分を高めるためにどんどん勉強したり、人脈を広げたり、ビジネスを軌道に乗せるためにどんどん仕事をして、新しいことにも挑戦したり、一生懸命生きることや頑張ることも楽しかったけど、それもこれも自分や周りの幸せのためにやっていること。
でも気づいたら、頑張っていないと罪悪感を感じるようになったり、動き続けていないと落ち着かない気持ちになっていました。今年の私はその現代病のリハビリ中。
日本語で言う「幸せ」には2種類あると言われていて、それが英語で言う「HAPPINESS」と「JOY」。HAPPINESSは、キャリア、家族、友達、恋人との関係など、外部的要因が満たされている幸せな状態。それに比べてJOYは、私達の内側から湧き上がる感情で、シンプルにその瞬間で感じる幸せな喜びの感情のことをいいます。
私達は普段、幸せ(Happiness)になるために生きていて、何となく思い描く幸せ(Happiness)のために仕事も頑張るし、人間関係も大切にするし、自分を高め、自分を磨き、一生懸命生きています。でも、そのHappinessを追い求めるうちに日常に沢山散らばっているJOYを忘れてしまいます。
ゴールに向かうことに一生懸命になりすぎて、そこに向かうまでの楽しい出来事を感じられないまま突っ走ってる感じ。
きっとみんな、子供の頃は時間を忘れて没頭したことがあったし、「帰りたくない!」って泣いたり、それほどの思いがありましたよね?今はそれよりも「これをやらなくちゃいけない」とか、「ここにいかなくちゃいけない」が大きくなってしまっていませんか?
自分でも気づかないうちに、大きくなっていった「責任」というものは私達を無意識に動かすだけではなく、罪悪感すら与えてきます。実際リトリート中も、日本に置いてきた家族に申し訳ないとか、会社を休んだことが後ろめたいとおっしゃる方がいらっしゃいました。
でも、それは自分の中で作り上げた感情でしかなくて、相手には「申し訳ない」ではなくて、「ありがとう」という感謝の気持ちを持った方がよっぽど意味があると思いませんか?
リトリートの最後で、みんなにどんなJOYの瞬間があったかシェアしてもらいました。雨が突然降ってきてみんなで走った時。朝ごはんが美味しかった時。サーフィンしながら虹が出た時、など、そこに出たのは何か大きな出来事ではなくて一つ一つ小さな幸せばかり。意図的に見つけようとすれば、JOYは私達の周りに落ちているのです。
感謝の気持ちと同様に、JOYを見つけることもPRACTICE (習慣)だと言われています。自分でJOYを見つける練習をすることで、日々もっと沢山のJOYを見つけられるようになる。
大切なのはどんどん先にいってしまいがちな意識を今この瞬間に戻し、スローダウンして余白を作ること。そして、自分自身がJOYを感じることを許し、JOYを感じさせてあげること。自分の幸せを優先することは、決して自己中心的ではありません。自分が幸せに満たされた状態でないと、周りに与えることはできません。
そして、自分がJOYを感じられた時、それをサポートしてくれた人たちに返せるのはGRATITUDE、感謝の気持ち。
アメリカでThanksgiving(感謝祭)を祝う11月は、毎年感謝の気持ちを新たにする月。今月は感謝の気持ちを感じるだけではなく、ちゃんと周りに伝えていきたいと思っています。
皆さんもJOYに溢れた素敵な11月をお過ごしください!
xxx,
JURI