20220102 日記
遠方に住む友達がうちに遊びに来た。
お昼ご飯を一緒に食べて、それはいっぱい食べたので、腹ごなしに近くの公園に散歩に行った。
芝生でテーブルを出してなにかしている人たちがいた。
ほどなく近所に住む友達に会ったので、立ち話をしていると、芝生にいた人たちのうち、白いコートに白いスカート、白い帽子をかぶった女性が近づいてきた。
「これからお茶会をやるので、ご一緒にどうですか?」
近所の友達は瞬時になにかを察知し、その場を立ち去った。私たちは暇だったのもあり、特に警戒もせずに白い女性についていった。
集まった人たちは、女性が6,7人、男性は2人。夫婦で来ている男性の方はまっちゃんと呼ばれていると白い女性が紹介してくれた。
お菓子の大袋からクッキーが豪快に紙皿に放たれ、出しすぎたらしく、半分は戻された。飲み物はコーヒー、紅茶、柚子茶のうちなにを飲むかと聞かれた。
柚子茶は美味しかった。そのうちに歌が始まった。手話つきの歌は、讃美歌らしく、神を讃える歌だった。私は子どもの頃、教会に通っていたが、どれも知らない歌だった。教会は教会でもさまざまな宗派があるのだなと思った。
私たち以外の人たちは立って手話つき讃美歌を歌っていたが、さすがに私たちは立てず、とりあえず手話の勉強になるかな? と思い、手だけ白い女性を真似していた。私は今日、「主」「すばらしい」「光」などの手話をマスターした。
そのうち、チーム別に分かれて、歌のパートごとに立ったり座ったりするゲームに移行していった。
初めは「ハレルヤ」「主のめぐみ」の2パート。そのうち「ハレル」「ヤ」「主のめぐみ」の3パートに分かれると、ゲームの難易度は急に上がった。まっちゃんが「ヤ」のタイミングで絶妙に「ぴっ!」と立ち上がるのがおかしくて、おかしくて、涙が出た。
そのあと、2人一組になり、汽車ごっこの要領で、先頭同士でじゃんけんをし、負けた方が買った方の後ろにつく、神を讃える要素がなにもないゲームをしたあと、私たちはいとまを告げた。
白い女性と柚子茶を作ってきてくれたカワイさんは私たちに出会えたことを神に感謝する祈りを唱え、私たちに名前を聞いた。それから白い女性は他のメンバーの名前を次々に教えてくれた。
毎週日曜午後にここでお茶会を開いているので、またぜひ来てねと最後まで熱心だった白い女性の名前は、最後までわからずじまいだった。
公園とはパブリックな場所である。普段はお目にかからないような人とも会える公園が、私は好き。明日はどんな人に会えるかな?