大学生との対話から考えたこと。一般社団法人教育を盛り上げる会の大学生との教育×キャリアに関する対話会を終えて
余島です。
先日、一般社団法人教育を盛り上げる会の理事を務める大学生お二人と熊本の大学生の方々に向けて、これからの教育改革を進める仕事のあり方について考えたいと相談があり、現状の仕事や、どのようにキャリアを考えると良いか、対話形式で60分、お伝えさせていただきました。
これから新しいチャレンジをしたいという大学生が集まっていたこともあり、教育の仕事のこれからについて、考えていることをお伝えさせていただきましたが、彼ら彼女らの視点や思いは自分自身が学びになります。
大学生がそれぞれ、教育の関心に関心をもった背景も異なるものの、5年後、10年後を語る姿には、刺激や新しい発見がありますので、こういった機会はありがたいので、大歓迎です。
今の大学生(自分たち)の置かれている状況。
今回、大学生とお話させてもらう上で、余島自身が卒業した頃(H26年)と比較するとどのような状況になっているか調べてみた。
コロナで就職内定率は減っているのか?と予想していたが、むしろ上がってた。
これは、コロナの影響というよりも、大学生の就職活動の早期化の方が影響がありそう。
2024年春卒業予定の学生の就職活動は一段と早期化する見通しで、夏のインターンシップ(就業体験)が採用選考の前哨戦として定着し、本選考以上に倍率が高い場合もあるという。
3年生に進級後すぐに就活の準備を始める学生も増えた。一部の大学では業界研究のイベントを前倒しする動きもある。
参考:就職活動止まらない"内定"の早期化今後は?
こうした社会側の変化がある一方で、大学生の成長や充実などは、何が影響しているのか?という部分も調べてみたところ、ベネッセが2022年7月に発表した「大学生の学習・生活実態調査」を参考になりそうだった。
大学入学の時から、ほとんどキャンパスに行けず、サークル活動も制約を受けてきており、友達や先輩との交流が少ない学生が多いという状況だろう。
大学生と話して感じたこと。
今回、「新しい教育を作る仕事がしたい」という思いをもった学生が集まり、お伝えさせていただいたことは、今の仕事やこういう考えでやっている、という話でしたが、その後、対話の時間を持てて、その対話の時間でいろんな話ができてよかった。
大学生と話して、感じたこと、学んだことがあったので、記録して残しておきたい。
大学生の皆さんと話して感じたことは、3つ。
・自分なりのチャレンジを言葉にして発信することの大切さ。仲間できるし、機会も手に入れるチャンスができる。
・どんどん質問したり、考えた仮説を投げてみる。これは学生の特権と言われるが、社会人でも大事。
・仕事をする上では、「学生」だからと舐められたくない。社会人でも、一つ上のレイヤーで物事を考えてみる癖や視座を上げることが大切。
培ってきたノウハウや考え方、こんな環境があるということは、どんどん伝えていったとして、そこから吸収して自分のチャレンジに活かそうとする大学生の反応から、自分たちも学べることも多いにある。
また次回、会ってお話できるのが楽しみです。
最後に
こうして、自分の経験を振り返らせていただく機会をいただけて、本当にありがたい。
また、今後、熊本の高校生ともこうしたことが語れる場を作っていくので、大学生も交えて、企画とかできたらいいな、と妄想を膨らましている。
世代を越えてどのような化学反応が起こっていくのか、企画を作っていくのがとっても楽しみになりました。
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