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人間は、文化の容れ物です?

『コンビニ人間』を書いた
村田沙耶香さんは、毎回実験的な
挑戦をする作家。しかも、自然体。

以前、ある新聞のインタビューで、
「人間は、文化の入れ物かもしれない。」
と答えていた。

なるほどー。
自分磨きとか、承認欲求とか、
私たちの自意識にまつわる
煩悩をいっぺんに吹き飛ばす発想。

なんて、すがすがしいんだろう。 

人間は、情報のただの入れ物?
人間は、知恵をリレーするただの容器?
人間は、幸せをリレーするただの容器?

自分は入れ物だという自覚は、
さすが、芥川賞作『コンビニ人間』を
生み出したぶっ飛んだ感性だ。

これくらい「自我」から解放された
自由な視点でいたら、
悩み事や自己啓発の必要性は
なくなるかもしれません?(笑)




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