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【教育】人生に反面教師は必要です。ガラの悪い大人たちよありがとう!?

人生に反面教師は、
たくさんいる方がいいか?どうか。
私が子供時代、今から40年前の
田舎町には、大衆食堂が
いっぱいありました。
入り口には
「めし」「うどん」「丼」と
大胆?に書いた白い暖簾が
はためいていました。
店に入ると
小鉢がたくさん並んでいて、
自分で持っていくんです。
子供時代に、外食で
自分で選べるなんて夢みたいな話。
ハムエッグ、冷奴、ほうれん草のお浸し、
ポテトサラダ、唐揚げ、酢のものなど。
あとはテーブルで、
店員さんに、
ご飯と豚汁は、大、中、小で頼み、
うどんやラーメン、親子丼も
オーダーしました。

そんな時、時折ガラの良くない
おじさんがいました。
頼んだカツ丼はまだか?と
ちょっと大きな声で
乱暴に急かすおじさんが、
子供の私には怖かった。

また、店員さん、おそらく
30代40代の女性に妙にねっとりと
話しかけるおじさんもいた。
特に何をする訳でもなかったけど、
町の大衆食堂にも、
エロスの匂いがあったものです。

スーパーや喫茶店でも、
やはり、子供ながら
いや子供だからこそ、
今より鋭敏におかしな大人たちを
本能的にかぎ分けてたような…。

だから、余計、自分は
喫茶店やレストランでの
立ち居振舞いには
礼儀正しくいようとしている。
もしかしたら、店員さんからしたら
逆に怪しい程、礼儀正しい(笑)。
お水を継ぎ足しに来てくれた
スタッフには毎回ありがとうを
口に出して言います。
食器をさげてもらう時は、
ご馳走さまでしたと口にする。
時々、店員さんにビックリされる(笑)。

スーパーや喫茶店やレストランで
非常識にならずに済んでるのは、
もしかしたら、子供時代に
大衆食堂や喫茶店で見かけた
マナーの悪いおじさんおばさん達の
おかげかもしれない。
ガラの悪い町で育ったことの
おかげかもしれない(笑)。

それを思うと、今の社会はどうか?
一部分の政治家と芸能人の
無能さ、保身、嘘つき、性欲の塊さ…
などはたっぷり見せてもらって
「良い」反面教師となってるけど、
日常の生活圏内では、
反面教師となるような
おかしな人はあまりいないのでは?
あの「ポテサラじじい」なんて
擁護するつもりはないけど、
昔はいっぱいいたんですよね。
それがあんなに大論争になるのだから、
私たちが今、おかしな人に
免疫力がないのは確か…。

まあ、でも、あの論争をきっかけに
ポテトサラダに着目し、
味を改良してる惣菜屋さんや
お母さんが増えたかもしれない。
万事塞翁が馬。
もちろん、あのポテサラじじいを
擁護するつもりはないですよ。

ただ、社会が礼儀正しく、
ものわかり良い人ばかりになったら、
どうだろうか?ちょっと怖いかも(笑)。
日常に反面教師がいるのは、
意外と大切な「教育」だった
かもしれません。

ああ、私の回りに、
部屋が汚くて、女性にすぐ一目惚れする
しょうがないおじさんがいたら?
私はそんな人間にはなるまい、
と思って、整理と片付けがうまく、
女性に一目惚ればかりしない男に
なっていたかもしれない(笑)
というのは、虫がいいかな?

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