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50才から生き直せるだろうか?

三谷幸喜の映画『記憶にございません』は
生き直す勇気がテーマですかね?
と同時に、人を尊敬する心を教えてもらった。

尊敬…かあ。
最近すっかり忘れてた。
歳を取ると、目上の人が減る。
それに、つい、人を見透かそうとする。
世間を渡ってきた自負から…。
(薄っぺらい自負だわ~汗)

素直に尊敬する心を疎かにしてたかも…。

自分なりにいっぱしに生きてきた
「つもり」で頭がいっぱいに
なってたから…かなあ?

頭の中には、壮大な宇宙がある、
とある作家は書いていたけど、
凡人はすぐに頭がいっぱいになる(笑)。

頭がいっぱいになると、
もう新しいものが入らない。
そこで、新しい未体験の試練が来たら、
つまずいちゃう。

前代未聞のコロナ禍は、
凡人のオゴリや経験やプライドを
どんどん吹き飛ばしていく。

もっと若い時、例えば思春期に
コロナ禍に出会ったら、
まだ価値観が出来る前だとしたら、
まっさらな人間は、
何を頼りにして生きるだろうか。

50才で私はコロナ禍に出会った。
自分の手製の価値観や方程式が
役にたたなくなった事を
これでもか、これでもかと、
毎日、思い知らされる。

これが30代だったら…?
これが70代だったら…?

ある意味で、50才で出会ったのは
ちょうど良かったのかもしれない?

使いものにならなくなった
自分の中の信条や方程式を
キレイに洗い流してくれた。
忌々しいほど、キレイさっぱり!

記憶喪失から生き直した
中井貴一扮する総理大臣と同様、
キレイさっぱり生き直すことは
私にもできるかなあ?

それはまあ、自分次第ですね?

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