私たちを明るく照らす希望?
クイズです。
タバコ「peace」。お年玉つき年賀状。宝くじ。この3つに共通するのは何でしょう?
答えは、敗戦で暗い空気だった国民を
明るくするために、国が考えた
「希望」対策です。
敗戦で意気喪失していた日本。
そんな国をもり立てるため、
外国タバコが出回る中、
1947年、国産タバコの発売が決まる。
その新発売のタバコの名前と
パッケージデザインが公募されました。
その応募で採用されたのが「peace」。
戦争に疲れた人びとの気持ちが
よくでていますね。
宝くじも、敗戦後に、
みんなの気分を一新して明るく
なってもらおうと、始められました。
一等賞は、10万円(現在なら150万円)。
ハズレ券4枚で「peace」10本が
もらえたそうです。
官製の年賀状もまた然り。
年賀状自体は戦前からありましたが、
敗戦後、少しでも人びとに
喜んでもらうためにと、
郵便局が、民間人のアイデアの元、
お年玉付きを実施しました。
特賞はミシンで、一等賞は洋服の生地。
さて。
コロナ禍がいつ収束するか、
コロナウイルスがいつ終息するか、
まだ、先のことはわかりませんが、
もしも、収束&終息したら、
私たち自身の心を明るく照らすような
たくらみ事ができたらいいですね。
そのためにも、
まずはコロナ禍の収束ですが。
もうタバコが私たちの心を明るく
照らしてくれそうもないですが、
今度はどんなプレゼントがいいかなあ?
どんな企画が受けるか?
今のうちから考えていましょうか?
せめて心の中くらいは、
幸せでいっぱいにしたいから。