【怒りの投稿】眼科医が流す陰謀論。ブルーライト論争はメガネ業界の陰謀についての考察
現在、ユ-チューブや書籍などで眼科医が、ブルーライトが体に悪いなどと言うのは、メガネ業界がブルーライトカットメガネを売るための陰謀だと盛んに触れ回っています。さすがにこれは話の捏造ではないかと思います。僕は今回、陰謀論に対抗するうえで勉強になるものを探した結果、イタリア人作家ウンベルト・エーコ氏の小説『プラハの墓地』を見つけました。この小説は文書偽造を生業とする主人公が、実際にヨーロッパで起きた歴史的事件において暗躍するというストーリーで、政府の偽情報の捏造や、ユダヤ人差別の偽書、フリーメーソンの陰謀論などを作り上げていく過程から、現代の人々に陰謀への耐性をつけてほしいという著者の願いが込められているのではないかと思いました。差別と憎しみのメカニズムを明らかにし、安易な情報に飛びつかないように、世論がおかしいほうにいかないように、といった思いが込められていると思います。眼科医がやっていることはただの人気取りとしか思えないし、メガネ業界がメガネを売るために陰謀を仕掛けているというストーリーは多少は面白いですが、陰謀家が陰謀を作るうえで外せない要素が事実を辿れなくすることです。世間に流れる陰謀論の多くは本当か嘘かよくわからない仕組みになってると思いませんか?しかし今回は事実を辿れる陰謀論を流しているので検証可能です。検証してみます。
JINSがブルーライトカットメガネを売り出したのは2011年9月だそうです。僕のなかの記憶ではもっとあとの2014年くらいに知ったと記憶してたけど、、、思ったより早いな。眼科医の主張ではこの前後にブルーライトが目に悪いとメガネ業界が流したことになります。メガネ屋さんで眼科医が陰謀論を流してるけど大丈夫なんですか放っておいて!と言ったらにっこりと「医者はいろいろだから」と言われてしまいました。(JINSではないメガネ屋です。)そこでブルーライトカットメガネについて質問したら「たしかにブルーライトカットメガネと言っても青い波長の30パーセントくらいしかカットしないんですよ。だからブルーライトカットメガネをかければ安心ということにはなりません。それにブルーライトカットの技術自体は前からあったけど誰も注目してませんでした。」そこでJINSが注目してプロモーションをかけたというわけですか?と僕は質問しました。「そういうことです。」ということはJINSのレンズを供給するHOYAはもともと技術を持っていたし他社も技術自体は持っていたのかもしれません。
で、大事なことが2011年ごろにメガネ業界がブルーライトが目に悪いと捏造した証拠があるかどうかです。この証拠がなければ陰謀論を吹聴している眼科医の先生方はひどい目にあいます。(ー陰謀は命をかけてやるもの。失敗すれば消えてもらう。ー小説ではそうでしたが現代はどうでしょうか?)
2010年10月25日にフランス政府機関ANSES(食品環境労働衛生安全庁)が「発光ダイオード(LED)を使用した照明システム:考慮すべき健康問題」というというレポートを出しています。
欧米では2000年代からLED照明が苦痛だという人がいたようで、こういったレポートが出たのかもしれません。そしてこのフランス政府機関が出したレポートがメガネ業界の陰謀とどう結びつくのが今回の争点になると思います。さらに言うと1990年前後に日本企業も青色LEDの安全性に疑問を持っているという論文があったというカキコミがありましたが、現在はその論文がない、または改定されているといった情報もありました。
これがそのカキコミです→ (失礼、かなり昔の事なので調べるのに手間取りました。 1988年と青色LEDが開発された1993年に松下電工の社報で採用された「LEDの有用性における将来性と有害性の有無」について書かれた元論文と、元に書かれたレポートです。 現在パナソニックに吸収されて2009年以前の物が掲載されていない為、web上で探せないのかも知れません。 自分も松下電工技報を調べましたが、当時の記載がかなり削られていました。 記載された元論文にDOIの表記が無かった為、コレを出す事が出来ません。 申し訳ありません。 また、コレに関わるレポートの後続論文も見つける事が出来ませんでしたので、ソレも併せて申し訳ないです。 その為、昔読んだ記憶を頼りに、論文データが在るとソース提示できなかった事は、お詫びします。)
フランス政府機関ANSES、松下電工とメガネ業界はつながっているのでしょうか…?
2016年に米国医師会がLED照明の危険性を発表し、2017年にはスペインの名門大学でもデジタルスクリーンの目への危険性の論文が発表されています。よくまとめられているサイトを見つけましたのでリンクを貼ります。
日本でも光に弱くなる人が急増していてまぶしさで日常生活も困難になっている人がだんだん増えてきています。重症の羞明(しゅうめい=まぶしい)患者は眼科医から放置され続け救済する必要があることから神経眼科医のグループが研究を続けています。まぶしさに苦しむ患者に対し新たに眼球使用困難症という病名を考案し、厚生労働省に働きかけ障害認定ができるよう動いています。
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000797299.pdf
その研究論文にもブルーライトの有害性が明記されていますし、まぶしさに苦しむ患者に対しできることのひとつがメガネの処方じゃないの????メガネ以外に対策あるのかこのやろう?メガネ業界の陰謀か?まぶしさに苦しむ人も、ブルーライトカットメガネで体調良くなった人もメガネ業界の陰謀で嘘で、でっち上げか?おれたちに喧嘩売ってんのか?おい!!ふざけんなよ眼科医!おまえらは役立たずだと思われちてるのがいまだにわからないのか??いい加減にしろ?偽情報を流してるのはどっちだ?僕か?眼科医か?判断は読者に任せます。
僕はマジで憤っているし、本当に精神的に病みます。眼科医の先生方のユーチューブや本を見るたびに胸を締め付けられるし、泣いたことだってある。嘘だろ?いつまで無視し続けるんだと。。
こんなこと言っても体験したことない人からしたら感情移入できないし想像するのも難しいだろうけど、年月があまりに経つといい加減我慢できなくなります。しかも最初はブルーライトよくないよね、LEDまぶしいよねって言ってた先生方があるときから急にやっぱりブルーライトは悪くない、むしろ必要、太陽光のほう多いとか。。全部日本眼科学会のせいです。僕はメガネ業界の陰謀なんて存在してないと思うし、フランスANSESの文書が偽書だとは思わないしメガネ業界、JINSとつながってるとは考えないし、神経眼科グループの報告書が捏造だとは思わない。ユーチューブを見れば眼科医以外もユーチューバーの人たちがブルーライトカットメガネをバカにしてて、あまりに異常だから、これこそただの陰謀じゃね?結局はGIGAスクール構想をする上で子供たちに配るタブレットから出る光対策にJINSのメガネを配ったら有害性を認めることになるからそれをよく思わない一部の人々が仕掛けた陰謀なんじゃないかと僕は思います。陰謀家の先生たちの考察をしていて僕は陰謀論者になってしまったのでしょうか?
それに海外ではブルーライトカットメガネを売っていないという眼科医の先生もいるけど売ってるんじゃね??・・・
https://www.oakley.com/en-us/lp/blue-light-glasses
結局ろくに調べもしないで流れてきた情報をそのまま流している医師がいるということです。注意してください。