堕ちるということ。

*この記事は僕がまだ純粋だった20歳の時に書いた記事なので暖かい目で読んでください。

今回は、僕の過去について
綴っていこうと思います。

実はちょっと変わったバックグラウンドを持っているので
そこで得た経験や教訓を皆さんにシェアできたら、
と思います。


話したことのある人はご存知かもしれませんが
高校2、3年生の二年間は、
ニュージーランドの高校に通っていました。

今回は行くことになった
理由の部分についてお話します。


僕は1年間だけ都立の進学校に通いましたが、辞めました。


勉強が嫌いすぎて、留年したからです。
ちなみに僕の樹立した記録は、11教科中、
10教科赤点です。


唯一本が好きだったので、
国語だけは赤点を免れました。
高校生活自体は、友達も多く、
楽しかったのですが、

勉強に関しては中学校の時から
アレルギーを発症しており、
どうしてもその行為をすると
異様に眠くなってしまうのです。

とはいえ中学校は私立だったこともあり、
たまに起きて授業を聞いているだけで、
ある程度の偏差値があったため、
高校の選択肢は結構ありました。


その進学校に通った理由は、
当時の初彼女がその高校の
近くに住んでいるから、

というなんとも可愛らしい理由でした。
因みに中学校卒業前に別れました。

皆が一年生を終える年の三月、
正式に留年を告げられ、
同席していた母親は泣いていました。


僕は精神的にも堕落しきっており、
全てがどうでもよく、
虚無感だけが残っていました。


そんな精神状態だったので、
特に高校を辞めるということに関して
深く考えてはいなかったのですが、

親や先生、友達皆から
「お前の人生終わったじゃん」
と言われ、自分でもぼんやりと感じていました。

その当時の目の前の選択肢としては


・初バイトをしていたマックで成り上がる
・定時制の高校に通う
・とりあえず高卒認定を取る
・出家する

とかがありました。
はっきり言って全てを失ったような
気がしていたので、
どれでもよかったです。

しかし、人生最大の転機が
ここで訪れました。
進路に関する親の提案です。

「お前もう海外行け。根性叩き直してこい。」


は?
と思いました。


でも次の瞬間別にいいかと思いました。
どこにいてもなんとかなるでしょ、と。


そんな訳で、費用が1番安い
ニュージーランドの中でも3番目に安い高校に入学。

苦労は絶えませんでしたが、
失うものがなかったことが
逆に作用し、何にでも
体当たりし続けるような生活を送っていました。


当時は全く自覚していませんでしたが、
今思うと新しい価値観に触れ、
日本なんかよりすごく伸び伸びと
やりたいことをやり、


高校を辞めた時からは
考えられないほど生き生きしていたと思います。

二年間を終え、毎日のように
遊びまくっていたので
親の思惑通りいい子になることは
遂に叶いませんでした。

すいませんでしたほんとに。

だけど異文化での生活を通して培った、
自分だけの価値観、視野の広さ、
どこでも生きられる
ゴキブリのような生命力、


喧嘩の仕方、なにより、最初は
僕を見下していたけど最終的には
めちゃくちゃなことを言って
引きとめようとしてくれる友達が
今の自分を形成してくれています。

日本だと変人という括りにされますが、
今の自分は、親や先生、友達、

そして自分の努力の結晶だと思ってます。


人生堕ちることもあると思うし、
嫌になることもあると思いますが、
いくらでも這い上がれます。


とは言っても僕も這い上がり途中だし、
まだまだ努力不足だと思います。


現に大学サボりすぎて単位やばいし、
親にも迷惑かけまくってるし。。


だけど自分の人生への不安はもうありません。
色々な経験を通して、自分の芯を見つけたからです。


もちろん、周りの人の意見は尊重しますし、
アドバイスも聞きますが、自分の在り方等は
自分にしかわからないし、
揺るがないものなので、あとは自分が
やるかどうかだけだからです。


皆さんに伝えたいことは二つ。


一つ目は僕の座右の銘でもありますが、
「人間至る所に青山あり」という言葉があります。

人はどこでも活躍できる場所はある。

という意味です。

高校辞めても外に目を向ければやれること、
やりたいことはたくさん出てきました。


自分でなくても、周りの人がもし
行き詰まっていたら、
新しい景色を見せてあげてください。


二つ目は、
自分の揺るがない在り方を見つけてみてください。

学校辞めろ、とは言いませんが(笑)

自分だけの経験をして、それを大事にすれば見つかるはずです。


人生が楽しく、充実すると思います。
ニュージーランドでの生活については、
また別の機会に綴ります。(ネタ切れになるので笑)


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