記事「「自己啓発」のために取り組んでいること、1位は?」についての考察
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1801/17/news076.html
資格の勉強をしている、と言うと煙たがられたり、資格の勉強は仕事のスキルに関係ないとか、意味がない、とおっしゃる、かなりステレオタイプな評価をされる方が、よくいらっしゃいます。
資格を取れば対外的にアピールできる側面もありますが、同時に資格ライセンスに甘んじた、資格主義的な考えを生み出す要素も秘めているのも事実だと思います。
しかし、安易で浅はかなネガティブなイメージが、蔓延され過ぎているのではないかと思っています。
逆張りの逆張りで、一周して表に出てきた様な考えですが、
資格取得を目指す勉強はもっと賞賛されるべきです。
なぜなら、自分の興味がない物事までも、資格の合格のために、勉強しなければならない事です。
要するに、合格するモチベーションのおかげで、余分な知見が広がるからです。
また、多くのビジネス系資格はある程度、組織的に体系だっています。それは、端的な読書や勉強では得られない横断的な思考をもたらしてくれます。
そして、資格を主管している団体や、資格が作られた背景などを意識すれば、文脈的にもその事柄を認識できると思っています。
そこで得た知識は、後日もっと知識を深掘りするために読書する時、ディスカッションする時の引き出しとして十分すぎるほど機能してくれました。