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JUNYA MORI|自己紹介

ごあいさつ

はじめまして。JUNYA MORIです。2005年に理学療法士の資格を取得して、これまで医療や福祉の現場に立ち続け、人々の健康や生活を支える仕事に携わってきました。

振り返ると、私の人生は常に「人に向き合う」ことが中心にありました。そしてその過程で、自分自身と向き合う機会も多くありました。

学びのはじまり

私の学びの道は、オーストラリアのメルボルン大学で始まりました(2000年)。初めて異文化の中に身を置き、言葉も生活習慣も異なる環境に挑む中で、自分がいかに狭い視野で生きていたかを痛感しました。

その後、日本で理学療法を学び、さらに法学や哲学といった異なる分野にも足を踏み入れました。

学ぶたびに、新しい視点を得る一方で、自分がまだ知らないことの多さを感じます。この「学び続ける姿勢」は、私がこれまでの人生で得た最大の財産の一つです。

学ぶ楽しさ(あるいは意義)に目覚め、また人や文化を学びたく、医療法や神話学まで手を伸ばし、ついには英・Oxford大学やCambridge大学で専門知識を超えたフィールドで学ぶ機会を得ました。

まるで学問のハシゴ酒のような気分でしたが、それぞれの場所で新しい視点や出会いを得られたことが、今の私の土台になっています。

2000年 オーストラリア・メルボルン大学近郊にて

#  豪・メルボルン大学・ファウンデーションコース 修了
#  長崎リハビリテーション学院 理学療法学科 卒業
#  独立行政法人 学位授与機構より学士号授与(保健衛生学学士)
#  中央大学 法学部 卒業(法学学士)(専攻:医療法)
#  英・Oxford大学IEC知識論学専攻 修了
#  英・Cambridge大学IEC神話学専攻 修了

キャリアについて

これまでのキャリアでは、小児から高齢者、さらには神経筋難病の方々まで、多様な方々と向き合い、それぞれの方に試行錯誤しながら、アプローチを考えてきました。

在宅医療や施設運営、さらには国際的なリハビリの取り組みなど、さまざまな場面で経験を積む中で、次第に感じるようになった ”問い” があります。

それは、「私自身が何処へ向かおうとしているのか」です。

最近では、技術や知識はもちろん重要ですが、最も重要だと思うのは「相手と自分の生きる力をどう支えられるか」だと思うようになりつつあります(この想いは将来変わるかもしれませんが)。

そのためには、自分の中にある先入観や偏見を取り払い、相手の立場に立つ努力を続ける、あるいは他者の思いを理解する努力を続ける必要がありそうです(個人の見解)。

これを突き詰めていく中で、私自身の未熟さや至らなさにも向き合うことになりますが、それこそが私にとっての成長の原動力になっています。

赴任した先の長崎県五島市の一コマ。
「この灯台の先に中国があるよ」
そう言って微笑む先輩の顔が優しかった。

なぜ ”note”に書くのか

現在は中国を拠点に、現地の医療従事者と協力しながら、地域のリハビリ環境の向上に取り組んでいます。

異文化の中で活動することは多くの壁を感じますが、それ以上に新しい視点を得る機会でもあります(そう言いながら、noteを書き終える頃、自分は中国にいないかもしれません)。

私にとっての仕事は、自分自身を見つめ直す場でもあり、他者と共に前に進むための手段でもあります。これからも自分に問いを立てながら、一つひとつの出会いを大切に、目の前の課題に取り組んでいきたいと考えています。

その作業を忘れぬよう、忘られぬよう、ここに記録をしています。

人は骨と肉とからできているのではないのかもしれません。記憶でできているのです。

by Jorge Luis Borges『EN DIALOGO』

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JUNYA MORI
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