子供囲碁教室-囲碁を習う事-
皆さんこんにちは。加藤です。
とても素晴らしい記事を見ました。
囲碁の普及をされている尾越先生の囲碁のブログからです。
そこにこんな言葉があったんです。
囲碁を習っている子のお母さんの言葉で、
「娘の習い事の中で一番過酷な習い事が囲碁です。白黒ハッキリしていて勝ち負けがでる。
真綿に包んで終わると言う事が無いからです。
レッスンサボると仲間から離されるしレッスンすると追いつき時には追い越して行くと言うことを身をもって体験しているんです。
その事を本人が気づくんです。凄い事ですよね、たかが小学校低学年で身をもって経験してるんです。
これって娘のこれからの人生に必要な事なんです‼️
囲碁と巡り合えて本当に良かった〜」
とありました。
囲碁を本気で習うことは生易しいものではありません。お子さんのつらい姿も見てきたはずです。
しかし、こういう言葉を言えるのは、このお母さん自身が努力の意味をきちんと理解しており、何より尾越先生の囲碁教室への信頼があるからでしょう。
サボれば周りから離されて、頑張れば結果が出る。一見当たり前のことのようですが、実は指導者がしっかりしていないと本人が頑張っていても空回りしてしまい結果は出ません。
尾越先生の教室の生徒さんはみんな精神的にも成長してるようで、以前大会でお見かけした時もとてもマナーよく、凛々しく戦っていました。
その姿はまさに、努力と指導の結果、だと思います。
生徒さん全員がプロ棋士に!!とは現実には行かないかもしれませんが、この努力と研鑽を積み重ねた経験は一生の財産になると思います。
小さいうちに囲碁を習うという事は、もちろんプロ棋士を目指せるチャンスでもありますが、大切なことはそれだけではありません。このお母さんの言葉はそれを簡潔に表していると思います。
実際にプロ棋士になれる人は多くありません。狭き門ですからほとんどの子供はプロ棋士にはなれないでしょう。
しかし囲碁を習う事の真髄は、
生きる上で、「努力」というのは理不尽に耐える事や、むやみに我慢することでもなく、うまくいく事もいかない事も経験しながら精一杯を積み重ねる事だ。
という事を身をもって実感出来る事にあるように思います。
辛い事はそれだけ見たら一見悪いことのように感じますが、そんな事はありません。
けわしい山を登るためには仲間や装備、事前準備、天候の確認、体調管理などが必要です。その先に美しい景色や達成感、爽快感を味わえるのです。
辛い事をするなら本人の意思だけでなく環境や準備が大事です。
山を登っている途中で足を引っ張られたり、用意していた水を勝手に飲まれたりしたら安心して頑張れません。
頑張っている人はとても偉いと思います。
しかし、忘れてはならないのは、支えている人達がいるからこそ、その人本人も辛いことを頑張れるということです。
この環境づくりに心血を注いでいる尾越囲碁サロンの皆様のことを心から尊敬します。
まさに世のため人のために動いているなぁと思います。
こうして頑張っている人たちを見ると元気をもらえますね。
ありがとうございます。
これからも健康に気を付けて頑張ってください。
微力ながら応援しています。
尾越先生の囲碁ブログはこちらからどうぞ。
https://blog.goo.ne.jp/ogoshi-igo/e/e6401dc89d55555bbefdad38a69362ff
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