御茶ノ水駅プチ紀行@2013年盛夏
久し振りに御茶ノ水駅で降りる用事があったので、周辺を散策。
聖橋から眺めるこの季節のこの景色は、私の最も好むところである。
左は昌平坂、右はJR御茶ノ水駅ホームで、地下鉄丸の内線が横切る。
かなり年季のいった御茶ノ水駅駅舎。
振り返って水道橋方面を望む。
橋の下では何やらまた工事が始まっているようだ。
昌平坂越しに湯島聖堂を望む。
森深くて聖堂は見えないが・・・
聖橋南詰東側にひっそりと立つ「太田姫神社」の跡。
社は既に総武線拡張に伴って駿河台下に移転しているわけだが、この地はかつて江戸城内の鬼門にあたり、(神田川は江戸城外堀の名残なのである)かつて太田道灌の娘が天然痘で死にかけた折、京都一口(いもあらい)稲荷の霊験によって快癒したことがあり、道灌が感謝の意を込めてこの地に勧請したのが「太田姫神社」であるとのことだ。
湯島聖堂の昌平坂側の壁。段々なのが面白い。
ちなみに反対側(神田明神向かい)はこんな感じである。
これもまた、私の好きな景色のひとつ。PCの壁紙にしたいぐらい。(笑)
駅前にこのような看板発見。
ああ、これか。会社の後輩が頻りとオススメしていたお店だ。
今度行ってみることとしたい。
ニコライ堂の手前は「幽霊坂」と呼ばれる薄暗い坂があったりして地味なエリアだったのだが、呆れるほど綺麗に整備され、近代的なビルが建っていた。
ここに何があったのかまるで思い出せないのだが、結構長いこと工事していたような気がする。
建っていた説明板によると、この辺りはかつて「軍艦山」と呼ばれる小高い丘で、こどもたちの絶好の遊び場だったとか。
ところどころに見える赤いレンガは、岩崎彌之助邸擁壁の煉瓦を再利用しているのだそうだ。
新旧混在するこの界隈、また折を見て訪れたいところである。
2013年8月25日記す。
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