見出し画像

Uber デリバリー ケータリング

クワンチャイでは10年以上前からNet通販、デリバリー、ケータリングを行っています。出前館が始まった時には当時の担当幹部がクワンチャイにわざわざシステムを相談に来たほどです。その後コロナ禍前後からUber、出前館
(現在は伸び悩み中)Walt、Panda(ドイツ系・既撤退)が勃興しました。
店舗として独自にデリバリーする方が料理の特性も判っているので本来は正しい方法なのですが、人員不足と繁忙時の対応が難しいことからUber頼りになってしまう傾向にあり、従来からのお客様には申し訳なく考えています。

さて、Uber等の配達代行会社の配達員は個人事業者扱いで、各個人が如何に限られた時間内で、多くの配達をこなせるかで、収入が変わってくるから大変です。ともすれば大量に作業をして手取りを増やす事に必死になってしまい、配達先のお客様に不快な思いをさせて調理した店にクレームの電話が入る事もあります。そりゃ料理の説明も出来ない、スピードが取り柄のデリバリー会社ですから無理もありません。デリバリー会社は所謂代行屋です。

コロナ禍で非接触ビジネスが主流になり、家食べ、家飲みが増えたのですが、料理の美味しさは、調理仕立て、盛りつけの良さ、雰囲気で決まります。ですからデリバリー代行会社でのデリバリーは精々、店で食べるのを100点としたら Uber等のデリバリー代行が60点、自店デリバリーが80点位と割り切って頂けると助かります。ゴーストレストラン等のデリバリー専門の店もありますが、残念ながら料理の質は60点と割り切る必要があります。

僕は、時間が許せばクワンチャイのデリバリーを手伝います。やはり料理の説明、再加熱の仕方等、デリバリー会社の担当者では説明できないので、美味しく味わってもらうためには、レストランのギャルソン宜しく、お客様の好みや質問に答える必要があると考えています。所詮デリバリーはアメリカのピザ屋さんや日本の蕎麦屋の出前、寿司の銀の皿で拡がったもので、配達商品に向き不向きがあると考えていますので、間に合わせと考えて下さい。

さて、大口のデリバリーやケータリングは全く異なります。大きなパーテイルームでのケータリングは丁度ホテルのブッフェの様に華やかで、逆に店舗でお食事頂くより豪華なしつらえになります。クワンチヤイでは予算5万円のホームパーテイから予算300万円のケータリング迄行ってきました。 可動式生ビールサーバー、ウオーマー、グリラー、かき氷機まで準備します。

トルコのエルドアン大統領ご一行の150名ヴィーガンブッフェも受託しました。P&Gのパーテイでは10種類くらいのお弁当を合計100セット届けました。ロケ弁で岸和田城址に外人タレント用に暖かい鍋弁当を80食作りました。理化学研究所パーテイも農協さんのパーテイも趣向を凝らして楽しかったです。芦屋奥池でのパーテイでは敷地内のミニュチュア汽車で料理搬送。
思い出せば百花繚乱。ケータリングは大小問わずお客様との共同作業です。


いいなと思ったら応援しよう!