パリオリンピックを総括する
先ず、日本のオリンピアンとJOCの皆様、本当にお疲れさまでした。
誤審、ルール変更の非告知、インチキルーレット、黄渦論を前提としたアングロサクソン優遇、裏金中国を擁護するIOCのドーピング黙殺等々劣悪な環境にもめげず、20個の金メダル、45個の総メダル数おめでとうございます。
開催設備
パリの歴史的建造物を有効利用し仮設設備を多用したことによって、大会後の所謂、負の遺産が余りできなかった (東京では爾後の赤字垂れ流し施設と借金が残った)事は、事業性からして東京よりの成功だったと言える。
選手村
エアコン無し。カーテン無し。食事はグルマンの国とは到底言えない学食並
しかし爾後の宿泊設備からアパルトマン転用を考えればケチケチ作戦は妥当
パリの観光とセーヌ川の汚れには選手や海外マスコミの評価は糞くらえと、
個人主義のフランス人やフランス政府は割り切って予算圧縮したのだろう。
日本マスコミ
石川佳純さん等、選手に寄り添う素晴らしい逸材も生まれたが、基本的には相も変わらず野次馬根性と勉強不足が目立った。マスコミに付きまとわれた純情な選手達はメダルを逸し、彼らからノーマークだった選手達がメダルラッシュだった事が、マスコミがお邪魔虫だったことを雄弁に物語っている。
JOC(日本オリンピック委員会)
柔道の誤審とイカサマルーレット、バスケの不可解退場とイエローカード、
アーテステイックスイミングの採点基準の不認知等々、首をかしげざるを得ない採点が多すぎた。これは東京オリンピックの賄賂事件によるパージと重鎮の病欠が響きJOCのロビー活動や情報収集が欠落していた事を伺わせる。
良い悪いは別にして昔の西武鉄道の堤義明の様なスポンサーが日本には必要
IOC(世界オリンピック委員会)
クーベルタン男爵のオリンピック憲章が泣く。行き過ぎた興行優先主義。
ロシアはドーピングで出場停止。裏金中国はドーピングの調査さえされず。
日本では首魁は捕まらなかったが多くの逮捕者を出した相手先がバッハ会長率いるIOCの本質だ。5色の五輪がIOCの黒い五輪に益々汚されていく。嗚呼
総括
IOCが嫌な組織だと世界がより一層認識した。興行優先のIOCの姿勢の為に人生と青春をささげた多くのスポーツマンの手から、メダルがこぼれ落ちた。
日本選手、そして礼儀正しい日本人の素晴らしさに誇りを持てた事が救い。
フランスは歴史に乗っかったまま、薄っぺらいパフォーマンスに明け暮れた
テロも無く善かれ悪しかれパリの知名度は上がりスポーツ興行は成功した。