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スターを作る国 壊す国

今日もドジャースが勝利した。我らの誇り 大谷翔平選手は左肩亜脱臼にも関わらず出場して2四球を獲得し勝利に貢献した。ふと大谷翔平選手が日本にいたらどうなっていたか考えた。多分給料は日本人として最大の年収5億円、コマーシャル収入も入れて合計10億円位の収入を得て少しだけ輝いているだろう。メジャーリーグでは大谷翔平の2刀流の為にルールも替えた。日本では古タヌキのNPBの役員たちはルール変更なぞしてくれる筈もない。
アメリカでは大谷のギャラは20倍以上だ。有能な選手は日本から脱出する。

変則ホームの野茂英雄もヒット製造機のイチローもアメリカで一層花咲いた。アメリカは建国の歴史が数百年しか無く、新しいレジェンド 歴史を作ろうと努力している。40-40 50-50等、敢えてメモリアルを作ろうとしている。日本はどうだろうか。プロスポーツは選手の真剣勝負とスターとしての大成功をファンが憧れてより一層人気が出る。日本では大スターに化ける可能性のある選手は一杯いるのに長所を伸ばしスターに押し上げる努力が球団経営者達には少なく感じる。大化けさせようと言う気が少ない。

大相撲でも同じだ。ガチンコ勝負の大スター貴乃花は結局、相撲協会から排斥され今や「ふるさと納税」のTVチンドン屋で食いつないでいる始末だ。目先の興行優先の無能相撲協会は白鳳に依存しっぱなしだったツケで増長を招き結果、白鳳を相撲界から排斥せざる得なくなっている。結局、日本のプロスポーツ界は、心躍るスポーツ選手の真剣勝負を観戦するのではなく、目先の経営側の金儲けの為に、本来の球団や業界の価値を貶めてしまっている。

政界でも同じだ。自民党の古狸達の利害関係と嫉妬で、日本と国民の為の政界の大スターになる可能性のあった高市早苗を引きずりおろし、過去の因縁や汗臭さが漂う古いタイプの政治家、石破茂を担ぎ出して大惨敗だ。天皇制も大相撲でも日本の歴史は世界に誇りうる程素晴らしい。しかし新しい歴史を作り上げる為には、現状を創造的破壊してこそ日本の歴史が生きてくる。

どうか政界のフルダヌキ先生方、引退して国民に範を示してくれ。国民に夢を与え、新しい素晴らしい未来を示せなくて権力抗争ばかりとは笑止千万。メジャーリーグと日本プロ野球の実力差は精々100対60位だろう。選手のギャラの差は100対10。放映権の価値差は100対20位か? 理由はスターを作る努力をしているか、目先の球団の利益を追っているかだ。そして有意な日本選手は日本を捨てて海外に夢を求める。我々も日本を捨ててしまいそうだ。

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