見出し画像

イーロンの狂気の天秤買いを見習おう

勝負で勝つには。それは三洋電機創業者の井植歳男も言っていた『勝つまで勝負し続ける事 勝利にはかけ率が上がれば上がる程買い上げる天秤買い』だ。イーロンのスペースX、は3回のロケット打ち上げ失敗で絶望の淵に居るその刹那、予定を早めて4度目の打ち上げを敢行し大成功した。常識的には不可能な事業と言われたロケット事業を軌道に乗せた。未来が見えているのか狂気か判らないが。最後には勝っている。勝利への執念がそうさせる。

僕達の事業や現下の政治情勢に置き換えると判り易い。国民民主党の曰く103万円の壁を越えて178万円にすると言う話が、最後の最後に123万円になってしまった。玉木代表のスキャンダルも響いたのか狂気の実行が出来なかった。日本の悪しき風土『和を持って尊さをなす』では現下の日本の窮状から脱皮できない。破壊的な改革をするには勝者か敗者しか存在しない。国民の担税率を50%から30年前の35%に戻すには103万円の壁は一里塚だった。
現下の状態は勝者旧体制維持派、そして敗者は国民民主党と全ての国民だ。

国民の税負担を35%に戻すには徹底的に税制を見直し、行政を合理化するしかない。玉木氏もヘラヘラとオールドメデイアに出て人気取りする程度では朽ち果てそうな日本改革なんて到底無理だ。例えば宮内庁。皇室費用は国民一人当たり月200円也を負担している事になって居る。つまり年間3000億円だ。しかし側聞するところもっと多いという話もある。タイの王室は年間4000億円を使っているから、関連費用を入れたらもっと高いかもしれない。
全ての国家の経費を隠すのではなく白日の下に晒す事から改革は始まる。

僕は逝去された高円宮殿下と度々テニスをさせて頂いたが、どう考えても無用な警護のスタッフが居た。プレイ中にコートの4つのコーナーに立って警護。試合の前にはゲームの運び方までレクチャーされた。殿下の顔にめがけてスマッシュを放った時なんぞは、コートの中央に割って入って僕は大目玉を食らった。一方、僕は3回くらい顔にボールを当てられた。『お痛とう御座いませんか?』と殿下には労われたが、役人の過剰介入は異常だった。スカッシュコートで倒れられた高円宮殿下は、スカッシュコートという閉鎖空間で警護の役人が勝負に介入出来ず自己の能力を過信されたと考えている。

皇室も含めて日本の全ての行政機構は時代に合わせて合理化を行うべきだ。当然、皇族には敬意を持って接すべきだし、身体を張ってお守りする義務もある。しかし過度な役人の介入は百害あって一利無しだ。膨らんでしまった国家予算とそれに伴う税金。その理由は時代に即応しない行政システムにある。時代周回遅れの文書交通費や民営航空機や新幹線の無賃乗車を死守しようと言うサモシイ政治家達。AIの時代の選挙にうぐいす嬢の費用は合法という異常さ。ゼロベースで全てを疑い創造的破壊をしてこそ、天秤買いで勝利する。全てをイーロンのマイクロマネージメントでゼロベースで見直そう。

103万円の壁が少し動いて123万円になったのではない。本来178万円の壁すらない。国民の収入に合わせて扶養控除枠は上がってしかるべきだったのに狡猾な財務官僚や2世、3世や各種団体の代理人の痛みを知らない国会議員のズルで勝手に国民負担が増えて来ただけだ。未来が見えるイーロンは人口減少、憲法9条維持、時代錯誤の過剰人員の国会制度、行政機構がこのままだと日本は消滅すると警告を発している。真の狂気の改革を実行しない限り日本の未来、勝利はない。世界一のアメリカですら政府効率化を行っている。

写真は今日のコストコのガソリンメーターです。レギュラー158円と前回よりもリッター3円値上がりしました。国民民主党のご尽力でトリガー条項は無くなるものの、何故かまだまだガソリンは値上がりすると言う噂です。政府の国民を愚弄した政策は、全員NOで叩き潰す必要があります。そもそも物価高のアメリカでは今でもガソリンリッター100円位です。庶民の味方、卸売価格のコストコでもリッター158円で割高です。理由はガソリン税。そして原価積み上げ方式で合理化が為されていない行政システムにあります。


いいなと思ったら応援しよう!