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斉藤元彦知事不信任案可決の底流

鋼の心臓 斉藤元彦知事の不信任案が県会議員全体の賛成で可決された。
おねだり、パワハラ、公益通報違反と理由は多数あるが、底流に流れるのは斉藤知事の行った、井戸知事時代のバラマキ行政からの大幅な転換によって
在来型の行政で潤ってきた従来型の公務員、取引業者の怨嗟と嫉妬にある。

AI万能となりMETAが増殖しつつある現在、国も地方もパラダイムチェンジに合わせて根本的な行政改革、財政改革をする時期に来ている。兵庫県庁立替計画に700億円以上計上していた井戸知事の放漫な計画をちゃぶ台返しした斉藤知事の卓見は高く評価されよう。しかし顔を潰された県職員は多い筈。

新庁舎にしないと在宅勤務が半分以上になるので、半分はリモート勤務になる。正に今、一般企業が行っている合理化を斉藤知事は実行しようとしている。しかし日本の国を含めた行政、政治機能は旧態依然のままだ。時代に合わせて国と地方議員は歳費削減し定数も半分くらいに削減し、都道府県は47から10位の道州制にする時期だ。歳費を大幅削減し、行政機能はAIを多用し人員配置も大転換。そうすれば行政機構は簡略化され箱型行政は激減する。

斉藤知事の強引な独善的な手法は糾弾されてしかるべきだが彼の未来を見据えた行政改革は、日本が必要な行政改革と比べればまだ緩慢過ぎるかも知れない。斉藤知事が自分の考えが正しいと考えるなら、自分の信念を貫き県会議員選挙も行い知事選挙も行ったらいい。勝てば最狂パワー知事になる。

選挙公約に県会議員数半減、天下り中止も含めた行政改革と県庁立替の正式中止を県民に問えばいい。仮に維新と裏で手打ちして辞任し、県会議員選挙を行わない様にして落選間違いなしの維新の県会議員を救うんだったら、それこそセコーイおねだり元知事として、つまらない余生を送る事になるぞ。

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