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希望はでっかく ~作業療法でのプラモ作り、腕部組み立て、課題が見えてきたかな~
どれくらいのペースで作業していけるかは解らないけど。
先日から自分の思う形がどこまで実現できるか、今まで作業療法の一環としてして来た好きなガンプラ作りに塗装・接着のスパイスを加味することにした。
UNIQLOノベルティーガンプラでするから最初の状態がUNIQLOカラー、
それ故に色を塗り直すにはもってこいだった。
先ずはランナー状態で粗塗り、出来れば合わせ目消しをしたいがコレは徐々にといった感じになりそうその辺は後で述べよう。
先日は組み始めで太もも辺りから作り始めたが、いざ組み立て始めると粗塗りが結構な合わせ目消しでの接着剤塗布で溶けだし、かなりべたつくのが発覚した。
そりゃそうである、塗装用のクリップついた棒に挟んで合わせ目消ししてから塗装に入るのが理想だもの、順序が少し違うのは承知している。
この辺からが課題の様でもある、なにしろ今の自分にはそういった用品の類がまだそろっていないのだから。
身体的にスプレーの類は難しい、筆塗りもしんどそう、これは塗装=困難な感じだ。
でもリハビリの一環としてUNIQLOカラーから緑色に塗り替えてみようから始まったこのプランニング、どう転ぶか。
日頃から片麻痺のリハビリに関する論文などを読んではいるのだが、僕のように生活期に入った人は慣れてくると麻痺側を使わない生活に慣れワンハンドなりの生活を送るのだそう、確かに僕もある程度ワンハンドで生活を送っている。
先日の
「好きな本」でも書いたがブックスタンドなりを使うのもワンハンドとしてはいいのだろうけども、リハビリ効果を求めているにはいいものではなさそうだ、ストレス的なモノとか考えてくると色々と考察は出てくるけど。
そしてそれを念頭に置いて今回のようなプラモ作りでも出来るだけ左手を使うように心がけるが・・・、思うように力が入っておらずフニャフニャでパーツを指に挟んで摘まむのががやっと、挟んだパーツにヤスリがけとかは絶望的な感じだった。
素直にバイスに挟んでワンハンドなりの作業が早そうだ、可能な限りはパーツを左手に挟むのだが理想と違うなぁ~。
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塗り残しも結局はバイスに挟んで塗るのが早い、指に挟んで塗ってはみたが力が入っていないのと右手の器用さも乏しいのが相まって綺麗に塗れないのだ。
これは少し問題だが日々のトレーニング結果を照らし合わせると納得もいく。
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キーを打つ、PCなどでテキストを書くのとは感覚も違うのが大きい、右手の握る力の強弱がかなり健常者とは違う。
今回の作業で少し見えてきた課題だが、作業療法の一環としてと割り切るのならば各パーツごとの塗装漏れを無くす、ほぼ全域を塗る、赤いところなどがないように。
塗装後のバランスは二の次な感じがしてきた、勿論本音としては見た目はかなり欲しいけどね。
取りあえずは今日は腕を組み立てて少し接着して乾燥待ち、少しずつ組み立てていけばいい、課題なのだから。
課題点としては
・先ず左手を使う(左手のニューロン育成)
・塗り残しの無いように(右手の器用さ)
・合わせ目消し(左手を使う、右手の器用さ)
・塗装のバランス(感覚?)
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作業療法として取り組むならこの点かなと、4つ目は個人の美的感覚になるけどw。
論文にもあるようにこのリハビリは動かしてナンボである、そういったことでニューロンの成長を促していこう。