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現在の歩行能力
久しぶりに歩行能力の装具・姿勢などによる違いを見比べてみた。
(※写真は過去のものである)
①、左手にスプリント、腰、背筋を伸ばして公開空地を1周=疲労感も1周なのにすでにある感じ、特に左の太ももの前後などもともと張りがある部分の疲労をすぐに感じた。
左手の指の握り=力、緊張が入りにくい傾向は逆に足の指の握り込みが緩くなるのか踏ん張りという所がおろそかになるようだった。
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②、次は背筋伸ばしてスプリント無し。
先ほどよりは歩行スピードに関しても上がってる、足の指の握り、踏ん張りなどの力加減が幾分違う。
麻痺側全体を一つとして今は考えておかなければならない、健常だとそんなことはないのだけれども、普通は手の緊張が足にも影響してるとか思わないが現に手のスプリントを外して歩くと足の指の握り込みなどが変わってきていた。
疲労感はやはり背筋を伸ばす=肩甲骨から腰を伸ばしてなおかつ膝を伸ばすのだからそこそこの疲労度を感じる。
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③、最後は今まで通り少し前かがみ、少し下を向いてるエヴァ的なポジション。
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1周してみると当然ながらこれが一番速い、スピード比率もスプリントあり・背筋を伸ばすが3:スプリント無し・背筋を伸ばすが2:エヴァポジションが1(経過時間などの比率)といった順な感じ。
疲労度に関しても同じ比率な感じだった。
次の課題としてボツリヌス注射受けた後の歩行訓練はスプリント装着、腰を伸ばして疲労度はだいぶ出るだろうがそれを当たり前にしていくのが妥当だろうとPTさんと話していた。
適度な緊張がいるのだろうボツリヌス注射でこの緊張をすべて取ってしまうのは個々の状態で変わってきそうだ。
今の訪問リハビリはずっと同じ人で来ていることが出来ているのが幸いなのだろう、この部位はこうだった的なものがずっと見続けていられるから。
逆に言うと経過観察が長期で必要だと認識はするがそれは色々と社会事情の問題なども出てくるだろう、比較的自分としては良いサンプルなのでは?と思う。
どちらにしても歩いていると数メートルで呼吸、心拍が上がるのはもう仕方がなさそうだ、あとはこれをどれだけ維持、伸ばしていけるかだと思う。
距離にしてもそこまでの進捗も無いのは上記の通りなのだろう、色々と付き合い方をもう少しじっくり考えるのが良いだろう。