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巨匠と行く永野護デザイン展

まだ日陰には雪が残ってるそんな日、僕は巨匠と永野護デザイン展に行った。

事の発端は少し前に巨匠から連絡がきたから。
「永野護展行かんか?」、少し前からグランフロント大阪でやってる永野護デザイン展に行かないかと。
当初は妹家族が名古屋の時に行っててすでに図録は買ってきてもらってたからそこまでひっ迫はしてなかった。
とはいうものの「行かへんか?」と言われれば二つ返事であるw。
というわけで夏以来のオタクトーク炸裂の展覧会へGO!である。

平日ってこともありグランフロントは空いていた、ハンディキャップ用の駐車場もガラ空きだ、平日ってこともあって空いてたと思いたい、休みの日がどんな感じかだ、そうここはグランフロントいつも行く大型モールとかとはチョット違うと思いたい。

平日でもそれなりには会場に来客はある、滞在時は200~300くらいののべ人数が居るそんな雰囲気だった、翌日が最終日、祝日ということもあって多そうだ。
入り口の説明からしてオタクトーク炸裂である、永野護は僕が小5、小6の頃から知ってる人である、エルガイムからの今のファイブスター物語であるホント長いものだ。

展示を見ていく。

エルガイムは当然なのだがバイファム、ダンバイン、ゴーグ(ゴーグは安彦良和展の時に見たかな?)のデザインもあったのには驚いた(図録は買ってたけど大きさの観点からまだマジマジとはまだ見てないから)。

展示も進んで行くと撮影OKエリアがやってきた、それほど撮らなくていいやと思いながらもダメですねついついシャッター切ってしまうw。

マグナパレス

ここで撮影OKなので記念に先ずはGTMなマグナパレス前でパチリ。
撮影OKゾーンには懐かしの昔雑誌で見た画がいくつも展示してあった、何より驚きだったのがよく雑誌のニュータイプなどで書き下ろしの見開きだったりしてたものはセルに塗ってあるものだったこと。
もちろんほとんどは水彩、アクリルとかだろうけどその中にそれが混ざっていて綺麗に残っているのがスゲーと言わせるものだった。
描かれた年代知ってればさらに驚くかも。

やはりメインはファイブスター物語になるだろう。

どれも懐かしいコミックスの表紙画、これらも思えばニュータイプ祇の付録で折られてはいたもののどこまで残っているやら・・・。

表紙画のお次はジャケット画像、特に今回物凄く見たかった1枚。
GREENandGOLDのジャケット画。

実は幼少の頃僕は気管支喘息を患っていて治ったのが高校時代くらい、それまでに発作を抑えるのに聴いていた(なんと音楽療法か)のがグリーンアンドゴールドだった。
ほぼ川村万梨阿のアルバムと言ってもいいイメージアルバム、その助けられてた時の画である、ラプンッェルとか懐かしくて聴き直したい。
まだまだファイブスターの展示は続く、今度はキャラクターデザインに移るようだ。
この永野護の服飾デザインから段々とこのようなデザインが好きになりオートクチュールデザインをよく見るようになった要因の一つである。
服飾デザイン、ファッション通信などを見たり今日までのサブカルチャーになどに触れるようになったもの。
これがなかったら普通のオタク人生だったのかもしれない。

お次はメカの様だ。

どれもこれも丁寧に作り込まれている、こんな状態だったら飾ってても映えるな~。

GTM(ゴティックメード)の関節に使われているこのようなレールのデザイン、実はすぐに自動機などを触っていた僕はピンときた。

「Rガイドだ!」

なかなかマニアックな機構だ、こんな所でLMガイドが出てくるなんて、なんて酔狂なwww。

立体物は台の上の書いてあるカードが車椅子のため見れないけどレジンキットにインジェクションキットの様だったが置いてあるのはほとんどがMH(モータヘッド)ではなくGTM(ゴティックメード)だったのは会場の大きさとかの兼ね合いだろうか?、それともこれからの商品展開のためだろうか?邪推してしまう。
MHもかなりの数が出て、今もなお新作がでてるのだが・・・、サイレンとか。

メカの話では自転車が共通の趣味である我々はこれでも盛り上がった。

ナイトオブゴールドとヴィスマのエアロヘルメット、コレは当時でもかなりネタになってたw。

まぁ作者の「やーめた」的な(ホントか?聴衆をふるいにかけたか?)なデザイン、名称の変更があった作品って他には僕は知らない。
黒騎士のデザイン名称もバッシュからダッカスって・・・、ことごとく変わったもんな~。

この展示もそろそろ終わりのようだ。
最後にこれがしたかった、物販前のオレンジライトとグリーンレフトのGTMの前で巨匠とパチリ。

最初はいいかな~って思ってた「永野護デザイン展」も行ってみれば有意義な時間で行って良かった展示であった。

今回も前の安彦良和展の時のように連れて行ってもらい会場で巨匠と巡る感じ。
直前のトイレ、巡る、物販の会計までを網羅した感じで少しづつではあるが親以外の付き添いでなんとかなってきた。

今回も約3時間居たようだ、見終わっていい時間だがやはりこういった展覧会には意見交換する場が必要だ。
そこでターリーズでもと思ったがいっぱいだったのでメルセデスのカフェ兼ブティックへ、ここではターリーズまではいかないがラテなど飲める。

グランフロントだな~って感じ。

飲み終えてパチリ。
見返すと僕は前日のシクロクロスで顔が焼けて赤鬼のようになってるw。

色々と喋って帰路に就く、物凄く充実した日だった。
帰路では昔グランフロントの屋上から撮ったパースとは違うがビルに移り込んだビルがたまたま撮れた。

こんな写真を昔は撮ってた。

またこういう風景写真を撮りたいものである。

こういうのがいいんだよ。

帰えれば今日の仕入れ品チェックである。
図録は買ってあったからいいやって思ってたけどコレである。

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