何回目かのボツリヌス療法を前に
もうすぐ四半期毎に打ってる何回目かの(ホント何回目か・・・)ボツリヌス療法の注射の日。
筋注なんだろうけど(ホントは痛い)麻痺側に打つからそんなに痛くはない、でも身体が自然と反射で動くから、逆に健常で我慢するより変にタチが悪い、動くなと思ってもビクッと勝手に身体が動いてしまうから。
前回も療法士さんの測定を経ての注射部位ではあったのだけど、僕の意向として足の親指の付け根とか痙縮が見れるけどマシ?そうだからいいかな?と思い他の部位に回してもらった。
これがハズレであって、この夏場に歩きずらい、足の親指握ってるのこんなにも歩きにくいとは・・・。
最近、運動のリハビリ後は結構身体に緊張も走っているのか、動作がぎこちない時もあった。
今これを書いてる時の状況だが、足に関しては歩き出したが先ず打った後よりはかなり硬い、エレベータ待ちでほんの少しだけどかなりぎこちない。
付き添いでいる両親なども今日は調子が悪いのかなと思っているほどだ。
ボツリヌス療法の前はこんな感じ、もし打ってなかったら今はどんな感じになっていたんだろう?。
先日の転倒もこれもあってのことなのかもしれない。
では下肢から見ていこう。
主に膝が硬いようだ、足の親指は前回打っていないこともあり結構痙縮があるみたいで指を握っている、故に踏ん張りが効きにくいみたいだ。
これらの状況が重なって今期の歩きずらさにつながっているようだ。
足首に目をやると、この部位も当然硬いが、入院当時(4年前)に比べると幾分かは可動域が出てきたようだ、それにしても5度くらいの可動範囲であろう。
つぎは膝、先ほども触れたがだいぶボツリヌス療法の効力が切れているなと思うのがここで、立ち止まっていたりしていると次に膝を動かすとき物凄く動かしにくい。
膝を動かすにあたって連動するのが太股で、太股の表と裏が物凄く突っ張っているのがわかる。
この突っ張りが結構原因として考えられるような気がする。
それにしても足首の内反(ないはん)が気になるところだ。
寝ている時などは物凄く内反がわかる、装具着けて寝たいぐらいだ。
では、上肢はどうか?。
上肢は入院当時はそれほどみていない、なにしろ歩けるようにが先ず課題だったから。
肩から見ていくと、左肩は110度少しは動くようになっただろうか?、しかし上体を起こしての動きとしては筋力もないのか90度弱、それも何度も上げれない。
肘に関しては全くだったものが、寝ている時に顎に何とか触れるといった感じ、これも何回もできない。
手首は痙縮の加減で内側に倒れている、それを意識して0度までもってこれる程度になる。
何とかして左手でモノが掴めるようになりたいものだ。
幸いこのボツリヌス療法にも詳しいであろう療法士さんの訪問も受けれているのもあり、退院当時は全く動かなかった左腕の方も微量ながら可動域を出してきている。
まだ左手が握ることはできても開くことはできないが・・・。
手の方が動きにくいのは結果論かもしれないが、回復期に動かしているかいないかの違いがあるのでは?と最近色々とニューロリハの文献を見たりしてて思うことである。
それでも今は装具を使い指を伸ばしたりしている。
生活期(退院後)は保険制度の関係からしばらくはクリニックでの運動のリハビリ、言語のリハビリを続けていたが、運動の方は訪問となった。
今でも言語のリハビリは月1にはなったがクリニックに問診と一緒に受けれている。
それに合わせての今回のボツリヌス注射だ。
少し前にもJSTSって学会があったと思うけど、今チョット思ってるのが筋力とボツリヌス療法の詳しいエビデンス(久しぶりにエビデンスって言葉を使った)だ、それとニューロリハの最適時、退院後しばらくしてから今でもニューロリハを行っているけど、どこまで効果があるのかも知りたい。
最近知見が増えるのは良いことだが余計な知識を知ってしまい落胆することもある、どうしたものか。
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