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関西シクロクロス 第7戦 岩井商会 希望が丘 観戦、またの名を絶望ヶ丘

晴れてよかった、自転車レースの観戦なんか車椅子の僕には雨なら無理だからね。
前回同様に重役出勤、でもクロスやなんかの時は朝はマクドで朝マックってのが今までだったからそれにのって朝マックのある時間に出発。


今回は希望ヶ丘、倒れて以来行くことのなかった会場。
行くことが無かったのはレース会場になってる場所に行くまでに人工の小川があって渡るには飛び石状のところを渡るか大回りして奥の橋からのコンタクトになる。
そんなこともありここ数年は身体の動きから近場なのだけれども遠ざかっていたレース会場の一つ。

今回意を決していくことにした理由は
・日頃の自分のストライド(歩幅)が安定してきたこと
・11月のボツリヌス療法で足の力が抜けないような施術をした結果

この辺りが行くことを決意させた。

行ってダメなら大回りすればいい、とだけ思いながらの希望ヶ丘入り。
到着すると時期柄凧揚げとかしていてお正月だな~と思わせてくれる。

しばし朝マックタイムmgmg、
食べ終われば状況開始である。

乗ったままでクリア出来ないところは歩けばいい、難しいながらも見ておいてもらいながらなんとかである。
この辺の段差とかが課題なのはわかっていたのだが来てしまえば何とかなるさ、マイペンライな気持ちでいた。

話には聞いていたのだが思ってる以上だったのが出展ブースエリア、ものすごく賑わいが感じられるし雰囲気がいい。

僕が健常だった時などの最後の方は数店だったもの。
出展ブースにはお知り合い、友人たちなどにあいさつしながら砂利道を行く。
夏の終わりごろに車椅子を少し軽量のタイプに変えたが、変えたことにより車椅子のタイヤがノーパンクタイヤ(要はプラ樹脂の無垢タイヤ、たわむことが物理的にない)になり少々のダートに強くなったのも行動範囲が広まった点の1つだ。
課題の飛び石を渡る前にトイレに行っておこう、ここで5年ほどのギャップを感じたのがトイレ。
トイレが奇麗になってる、トレランとかを踏まえてのことだろうか細かいところが少しづつ変わってる、がここ飛び石は変わっていないwww。

記憶の中ではコースサイドへアクセス、それがもう少し小さかったと記憶していたのだがコースの案内図で見る限りは広そうだったし実際も思ってたより広かった。
京都出町の賀茂川の飛び石のイメージがそう思わせてたかな?。

出町の飛び石(三角デルタのとこ)
歩道

とりあえずは行ってみて渡れそうになければ迂回しよう。すると渡りだしたときに車連の重鎮から救いの介助があった、左脇に父親、右脇に重鎮、さながら両脇抱えられたエイリアンの様(チンパンジーかな?)www。介助もあり無事に飛び石の橋を渡ることが出来た。
課題クリア。
さすがに自分1人だけではクリアすることは出来ないだろうが介助してもらうことでなんとかなるものである感謝しかない。
渡るとそこにはいつもの風景がひろがる、と言っても見渡せる範囲はコースの1/4程度なのだが・・・。
会場入りしたころは丁度キッズのカテゴリーが始まったころ、しかし以前も思ったことだがキッズカテゴリーが賑わっている。

こうやって後世が続いていくんだな~。
本部に新年のご挨拶してクッキー補給(waytogoのオレンジロードあったのが最高!)。
そうこうしてる間にもタクトは進んでいく、しかし多いな~。
正月休みが重なってるしかどのクラスも多い、見てる方も気分がいい。

この雰囲気が関クロ

久しぶりに希望ヶ丘に来れてよかったこれに尽きる。
もう次はE1のスタート時間、本部横から移動してスタート後のコースサイドへ。

ヌーの群れが来る!www

ドドドドドドドドド。
昨年の烏丸半島のJCXの時のごとくエントリー数が凄い。

パーン
ドドドドドドドドド
ドドドドドドドドド
ドドドドドドドドド
サーッ

これ見ると朝のM1も凄かったんだろな~。
まぁ今は来れるだけでも感謝だ申し分ないM1はbikintvで堪能させてもらおう。
寒さもそれほどなく暖かなレース。
カテゴリーO(応援団)も大満足だ今までの思い出に雪や雨とかがあるもの、僕的にはコースが今回のように時計回りの時とかシンドイ時もあって
希望ヶ丘・HOPEHILLというよりは絶望ヶ丘という表現をよくしている、
反時計回りならしんどいダブルトラックが下りになるのだが砂利で下りって簡単にコケるし危ないから近年はないみたいだ。
王滝のガレの下りを経験するとその危険性は十分理解できるだろう。

トップ勢が速いこともあってあっという間の8Lapだった。
これを思うとあさイチのM1のレースも凄かったに違いない。
AJOCCに掲載されてるラップチャート見てニヨニヨしてる自分も重症だなw。
AJOCCのリザルトはこんな感じ、

https://data.cyclocross.jp/race/22845

挨拶できなかった友達も結構いる、ヅラ川でね~。
E1が終わればW1/J/E2のレース。

観てる場所がスタート直後のところってこともありレース後のE1選手たちと挨拶や会話を交わしたりしてた。

W1
J、北桑田ばっかりwww
E2

この時間は最終Lapに帰路につき始める、仕方がないか。

帰りの飛び石は渡り始めると友人たちが車椅子とかを運んでくれた、僕はというと父の介助で左手を持ってもらう形で手をつないでもらい無事に横断できた。
ホント来てよかった自分でも5年ぶりかな?この地へ帰ってこれたの来たらきたでなんとかなるものである、それなりにみんなの介助があってこそではあるけど。
帰路もブースエリアで帰りのあいさつをみんなにしていって駐車場へ。

駐車場で朝マックでの冷めたコーヒーを飲む、これは仕方ないのだが麻痺が舌の右半分にある為熱いコーヒーが飲めないのだ、意外とマクドのホットって今はどうか知らないけどネルドリップで香りが良かったのだが。
それでもいつもの家で飲むコーヒーとは違った感じでよい。
そんな中MCの「また来週~」が聞こえいつもの曲「チェリーパイ」が流れる。
傾いてきた陽がそれに哀愁を感じさせるいつもの関西シクロクロス。

みんなありがとう。

チェリーパイを聴いてからの帰路が今日も1日終わったなって気分がわく

次の観戦は千秋楽ヅラ川予定ですね。

【追記】
天気が良く日差しがあったのと防寒が良かったのとあるけど備忘録として装備のリストを。


ニット帽(uci)

上肢
ヒートテック長袖(ユニクロ)
ベッキージャージ長袖(サンボルト)
ウインドブレーカー(ユニクロ/jwa)
フリース(ホグロフス/ポーラテック)

手袋に関しては親から散々言われてたのだけれども、痙縮のこともあって麻痺側の左手にはできないし、右手は杖を持つこともあるから滑る可能性もあるからあまりしなかった。

下肢
裏ボアスエットパンツ(ユニクロ)
靴下(ユニクロ/jwa)
装具

ヒートテックのタイツ履こうかなとも思っていたのだが実はサイクルスパッツしか持ってなかったりする、しかも実家に置いてあってクロス装備品の中だろうから直前になってバタバタするのもなんだし。
今回はこの前のマイアミで雨が降っても中まで染まなかったユニクロの裏ボアスエットで事足りた。
いつもの通りホグのフリースがだいぶ効果あったのだろうがウインドブレーカーを下に来ていたのがフリースの様なソフトシェルを着ていても風を通さなかったのが良かったのだろう。

クロスの時は防寒も大事だからね。

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