伴走支援って、何?
前回、地域の困っている、支えの必要な方々を支援する団体へ助成すること、を書いた。
今回は、渡す側の話。
助成金を渡すには、公正、客観的な手順=審査を経てお渡しする。
その前には、どのように困っているのか、どんな方々なのか。何人ぐらいの方が困っているのか?
その課題を解決できる人や組織はあるのか?
などを調べ、分析して、公募要領を作り、助成に結びつけていく。
助成金をお渡しすれば終了ではなく、より効果的に成果の上がる使いお方をしてもらうため、組織の基盤強化も含め、いろいろなサポートをする。(偉そうだけど)
いわゆる伴走支援。
定例でミーティングし、進捗確認をする伴走支援と
こうした方が支援が届きそうだから、こうしない?
こんな人いるから。会って話聞いて見ようよ、
あそこに似た活動している団体あるから、一緒に考えてみようよ
提案し、一緒に悩みながら前に進む支援
介入をしない伴走支援は(ありえないけど)、かっこよく言うと
資金を使う団体の自主性を尊重し、任せている
でも、それって傍観者?はたまた、管理者?
介入する、ということはすごく怖いこと。
その介入で成果が出なかったら
活動している人たちを傷つけけたら、
対象者へ負の大きな影響を与えてしまったら
そうでなくても、経験値があり、自信を持って懸命に行なっている団体の活動に、口を挟むわけだから
気持ちよくない
でも、同じ目線で、考え、悩み、かつ、少し離れて客観的に分析し、その先を考える。
助言、サポートの一歩強い提言。段取り、環境を作り、導いて、一緒に動く。
介入という言葉の嫌な不遜な感のある響きと、
自覚し行う覚悟が同居している