もう一生ついていきます、プリンス様(2)
気持ち悪いから始まって、快楽に変わる。
これって、
ちょっと禁断の快楽に通じるものがある感じ。
大人の快楽(危険!)
中学の時にプリンスに出会ったというのが大きいと思う。
いわゆる性の目覚めの頃。
これは同時に性への罪悪感が強い時期でもあります。
特に田舎で育つと(かつ昔はインターネットもなかったので)、性に関する情報が圧倒的に乏しかった。
そんなもんもんとして、かつ不安な状態で出会うプリンスという存在は、
「剥き出しの本音」
のような存在だったのだと思います。
さて、
最初こそ強烈な嫌悪感で始まったプリンスですが、
そのシンプルなのに中毒性のあるビート、
脳内にねっとりとリピートするボーカル、
時代を特定できないデジャブな音とが
スパイラルに、かつてない構造によって迫ってくる摩訶不思議なグルーブに
文字通りハマっていってしまいます(しかし、文字の表現が追いつかない)
さらに映画「パープルレイン」にハマります。
これは、ミュージカルであり、ドキュメントであり、ミュージックビデオの最終形であり、ただただ圧倒なのでありました。
ここから、
1984年: Purple Rain (日本語)パープル・レイン
1985年: Around the World in a Day (日本語)アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ
1986年: Parade (日本語)パレード
1987年: Sign "☮︎" The Times
と
しばらくプリンスにどハマりします。
あんまり好きになって、「パープルレイン」の前の作品までさかのぼりました。
1981年: Controversy
1982年: 1999 (日本語)1999
でも・・・・
1980年: Dirty Mind
のジャケは強烈すぎで、田舎者の僕には買えなかったことをここに白状します。
余談ですが、当時は悩み多き頃でしたが、ふと見たプリンスのライブで、悩みが吹き飛びました。
「好きなように生きるのがいいな」って思いました。
腰を振りながらギターを弾くプリンスに生きるヒントをもらったのでした。
またまた、つづきます
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