22卒就活はこうなる⁈採用動向研究!
こんにちは、ジュンスケです。
つい先日ショッキングなニュースがありましたね。僕自身のツイッターでも即アップしましたが、ANAホールディングスが21卒採用を中止しました。
不安と闘いながら就活を継続していた21卒就活生の皆さんには声の掛けようがありません。これからもっと21卒就活生の方向けの情報発信をして、少しでも不安の解消ができるように取り組んでいきたいなと思います。
ですが今回はちょっと先に22卒就活生の方向けに情報発信をさせてください。新型コロナウイルスの影響で今後の採用事情が気になっている学生さんは多いことと思いますので、これから企業採用はどうなっていくのか予測をしながら、22卒の対策として今からしておくべきことをまとめました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
新型コロナ感染症により22卒が受ける就活への影響
22卒の就職活動のスケジュールは例年通りであれば、2020年の夏からインターンシップが始まり、2021年の春から採用情報が公開され、6月から採用選考というのが一般的な流れとして予測できました。
ですが、もともと2020年は多くの企業が東京オリンピック・パラリンピックを鑑みて、夏のインターンシップの開催時期を早める予定であったのですが、4月上旬から始まった自粛により予定していたとおりに採用活動が進められなくなってしまいました。
すでに採用計画が決まっている企業や、採用活動が進んでいる21卒はコロナの影響は軽く済む一方で、翌年の22卒はより大きな影響が出てくると考えている専門家もいます。これは採用活動が思うように進められない理由のほかに、売上減少の影響で新卒採用できない企業が出てくることが予想できるからです。前述のANAホールディングスにしても、4月の国際線旅客者数は9割強減とかなり厳しい状況となってしまったため21卒の採用を中止せざるを得なくなりましたが、加えて22卒以降の新卒採用にも影響が及ぶことは想像に難くないと思います。
企業のインターンシップ実施や採用活動が変化
■夏のインターンもオンライン化の傾向
では、コロナの影響により企業の採用に関する取り組みや、就職活動支援サービスはどのような動きを見せているのでしょうか?
ある就職支援会社が4月下旬、全国の企業166社に対して以下のような調査を行いました。
22年新卒採用活動に関わる夏のインターンをWebで行うかという問いに対して「実施する」と答えた企業が5.4%、「検討している」と答えた企業が26.2%でした。
時期に関しては、「検討中」がもっとも多いものの、次いで「7〜8月」が15.5%、「9〜10月」が12.5%と、早めに採用候補となる学生の母集団を集めておきたいと考えている企業は多いようです。
■採用選考・面接のオンライン化
夏のインターンをオンラインで実施することを検討している企業の割合は約3割という数字ですが、セミナーや面接のオンライン化に関しては7割近くの企業が「すでに実施済」と回答しており、ある調査によれば、2020年4月末まででWeb面接を経験した学生は8割におよんでいます。
私自身の取引先企業も多くがオンライン選考を導入しており、企業説明会と併せて今後はオンラインでの採用活動が一般的になることも考えられます。
22卒の就活生が今すべきこと・できること3つ
では現在の状況下で22卒の就活生が今すべきことと、できることはどんなことがあるのか、を下記の通りまとめてみました。
①オンラインでの情報収集・情報交換を怠らない
就職活動の正しい状況を把握して知識を得ていかなければ、オンライン化が進む環境に取り残されてしまいます。就職活動支援サイトもオンラインでのサポートを充実させてきており、無料で使えるものもたくさんあります。情報収集だけは行っておきましょう。
②希望する業界や企業の情報や動向を追う
例年とは異なる採用環境になることが考えられるので、企業側がどんな動きをとるのか知っておくことは重要です。就職を希望する企業に関する情報として以下をもとにチェックするといいでしょう。
■チェックしておきたい情報
・採用スケジュールの情報
・採用職種の情報
・業績に関するニュース
・企業HPで入手できる情報
・業界に関する新聞やネットニュース
③どんな状況にも対応できる力を磨く
今回のコロナ禍のように予期せぬことが起きる、それが社会というものです。希望する企業からどんな採用方針が出されても対応できる力を磨いておきましょう。例として以下のようなものを挙げてみます。
■対応力を磨く方法
・未経験のことに挑戦する
→色々なアルバイトに挑戦する、これまで話たことのない人に話しかける
・地頭力を鍛える
→常に考える癖をつける、フレームワークを学ぶ
・アウトプット力を磨く
→ブログを書く、SNSで発信する
・いろいろな考え方や視点の持ち方を磨く
→本を読む、著名人の動画を観る
近年は転職市場も活発になり、様々な転職支援サービスのCMをご覧になる方も多くいると思います。「希望する会社が採用をストップしてしまったなら、将来その会社に入社するためにはどこに就職したらいいだろうか? もしくは就職しない方法もあり?」といったように、さまざまなパターンを考えることも必要です。どんな状況になっても受け入れられる準備をしておきましょう。
22卒向け採用事情まとめ
今の状況は企業の採用担当者にとっても前代未聞であり、優秀な人材は確保したいと思いながらも優秀な学生とどう接点をとったらよいのかわからないというのが企業の本音です。戸惑っているのはあなただけではありません。
面接のオンライン化が広がったことで、海外や地方在住の学生にも同じようにチャンスが出てきました。ただし、待っているだけではそのチャンスは掴めません。
「情報は自分から取りに行く」
「希望する会社の動向は常にチェックする」
「どんな状況になっても対応できる力を磨く」
自分から動く力を持っている学生が生き残っていく時代になっていきます。
あなたならどうしますか?