面接で負けないための3STEP その1
皆さんこんにちは、ジュンスケです。
6月4日掲載のnoteでは面接時のコミュニケーションについて書いてみましたが、今回はさらに具体化して、負けないための面接法のロジックの一つを紹介してみようと思います。
『PREP(プレップ)法』は面接で大活躍!
PREP法とはプレゼンテーションをする際に、簡潔かつ説得力を持たせるために使用される文章構成方法の一つですが、面接のような限られた時間内で自分をアピールしなければならない場においても非常に有効です。
就活生の皆さんの中には聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、実はビジネスシーンで使いこなせている人も意外と少なく、就活生に至っては、僕も面接していて出会える人は稀です。
■PREP法の構造
PREP法はまず質問や求められていることに対して➀結果や要点を提示し、そこに結び付く②原因や根拠を説明し、説得力を持たせるため③実例を用いた例示を行い、そして最後にダメ押しでまた④結果や要点を再度提示します。
そうすると聞く側としては非常に受け入れやすくなります。
では具体的にダメな例と良い例を見て比較してみましょう。
■面接で話す時のダメな例(PREP法を使用しない)
■面接で話す時の良い例(PREP法を使用)
どうですか?
ダメな例を見てみると、内容が曖昧でかつ具体性に欠けるため、結果としてその人がどんな人物なのか掴みにくい内容になってしまっています。
対して良い例の方では、順を追って話を展開できているので筋肉質なまとまりとなっており、納得感のある内容になっていますね。
社会では「結果から先に話せ」と言われます。
そして、結果に結びついた原因や経緯を続けて話すわけですが、同じく面接の場においても結果から話せる学生の方が印象度は高まります。
なぜか。それは、
➀論理的に話せるコミュニケーション能力を保持している
②物事を構造的に分解して思考できる
以上の2点が示せるからなんですね。
この話し方ができる就活生は面接官にも非常に好意的に捉えられます。
自分の価値を最大限に伝えるためにも、ぜひ活用してほしい手法です。
次回は「面接に負けないための表現方法」を紹介します。