長い夢のやつ。イギリス〜日本〜変な町

妙な夢を見た。

1章 イギリスのアパートメント
 古びたアパートメント。床が水浸し。家が水漏れしてたけど、半年ほど不在にしていたので、全く気づかなかった。
 自分は画家らしく、盗作で炎上中だと知らされるが、普段エゴサをしないので、半年間全く気づいていなかった。
 盗作をしたのかは、その騒ぎを知らんのが答えでしょと言っている。

2章 イギリス郊外
 世はどうやら、戦争が終わったところらしい。自分は農園に向かって歩いている。
 敗戦国の将校とか偉い人たちが労働者と一緒になって、大きな缶を潰したり畑仕事をしたりしている。缶を潰すときは、ジャンプして両足でくしゃっと潰すのが作法。
 自分は石に火をつけて炎を燃やす係で、小さな種火を作ったら薄い石をくべて炎を大きくする。将校が手順を教えて数人がかりでやる。
 ボロボロのコンクリートブロックが屋根になっているところへ火をくべて、奴隷?の人をその場に設置する(「設置」と呼ばれているがそれが何を意味しているのかは分からない)。
 番号118を紙に控えて帰る(これも指示どおりにしているだけなので意味は分からない)。

3章 イギリス〜日本
 農園へ行く途中、のどかな一本道で財布をすられたことに気づく。
 しばらく歩いて行くと、畑の無人販売のような交番がある。財布はそのすぐ手前の茂みに捨てられていてセーフ。
 日本人の警察と話していたら、遠くからふらふらとおじさんが歩いてくる。道が実家のすぐ近くに変わっている。
 通りがかりの男性が「あれは独り言をつぶやきながら歩いてくるおじさんで有名で、絶対に目を合わせるな」と言う。
 自分はおじさんに悟られないよう、交番のカウンターの方へ向いてうつむいたまま、じわじわと体勢を変えて逃げようとする。
 しかしばれてしまって、おじさんが走って追ってくるのでダッシュで逃げる。

4章 続き日本(実家の近く)
 おじさんから逃れるため、近隣の人々が一斉避難している。
 自分も駅へ向かおうとするが、先ほどおじさんに会った場所とおじさんの移動速度を鑑みると、この一本道から駅へのルートに合流するタイミングで、ちょうど鉢合わせてしまう可能性が高い。
 手前の団地、入ったことはないが方角的に抜ければ大幅ショートカットできるはずの方へ(この団地は実在しない)。
 中は不気味なほど誰もいない。建物のピロティをくぐり中庭に出ると、変な植栽(大きな手のひらが地面から生えている形が綺麗に成形されている)がある。
 こちらのルートなら問題ないはずだと安堵しているのか、特に気にせずジグザグと走ってスロープを降りる。
 ナレーションが「誰もいないところには理由がある」と意味深な言葉を残す。

5章 変な町
 団地を抜けると、見たことのない町の公園。
 人間全員覇気がなく、顔を傾けて半目だったり空を仰いでよだれを垂らしそうな感じで口が半開きだったり。
 おじいさんが近寄ってきて話し掛けられるが、何を言っているのか不明。
 カフェの待合室のようなところに入る(入り口と店内の間にある狭いスペース。カウンターとレジらしきものもあり)。
 自分の家族に会う。家族はここが異世界であることを知っている。
 家族のひとりが、後から入ってきた爽やかな男から、にこやかに「連絡先を交換しませんか」と言われる。
 男はガラケーを手にしていて、家族の電話番号を聞きたがっているが、交換してしまうと死ぬことが分かっている。男からメモとペンを渡される。
 家族はどうやら偽の番号を書きたいらしい。しかしデタラメを書いたとしても、その場で確認されたらまずいと思う(自分は、もし書いたらその場でガラケーに番号を打ち込んで、本当に鳴るか試してくるに違いないと確信している)。
 内心で家族を応援するしかない。家族はさりげなく会話を長引かせながら時間を稼ぎ、偽の番号を書いて全員で逃げることに成功。

終章 どこかの団地
 自分ひとりになっている。素朴な感じの若ママに出会う。終始にこやかなのに、何かに怯えていそう。多分この世界の何かを知ってるけど、口にしたら死ぬから言えない模様。
 団地の一室に招かれる。自分も相手の会話に合わせて、具体的なことを話さず、表面上の仲良し会話をしながら相手が何を伝えたいのかを探る。
 5章のカフェの待合にいると、幼い子供が入ってくる。
 どうやら若ママの子供らしいが怯えていて、我が子の機嫌を損ねないよう必死に見える。
 この子供を改心させれば、この世界が終わると分かる。
 子供とふたりで車の中に移動。自分は少しずつ機嫌をとって距離を詰め、ハイタッチや音楽に合わせて手を合わせる遊びをする。
 子供は「ハイタッチしてみたかった」と言い、この世界を終わらせる。
 カフェの待合に戻っている。家族も集まっていて、これで帰れると安堵する。
 景色が消える間際、最初の畑で置いてきてしまった奴隷の人のことを思い出し「あの人を置いて帰ってしまっていいのかな」と思ったところで起きる。

終始何かに追われてたいけど、一番気持ち悪かったのは、連絡先交換しようと言ってきた男だった。町が異様なのにその男だけめちゃくちゃ清潔で常識人っぽそうで、にこやかで言葉遣いも丁寧。しかしこれに関わったら命が危ないということだけは分かっていて、偽の番号だとバレた瞬間豹変するんじゃないかという怖さがあった。
変な夢だったね。

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