事例研究発表会2020がオンライン開催されました!
皆さん、こんにちは!小田原福祉会では事例研究発表会を毎年開催しています。そんな発表会も2020年度で記念ある10回目を迎え、各事業所の発表もそれに相応しいものとなりました。
そして何よりも2020年度は初のオンラインで開催がされました!
どうなるものかと心配もありましたが、蓋を開けてみれば実行委員メンバーの見事な連携と綿密な下準備により見事大成功!今回はそんな様子を少しだけご紹介します。
事例研究発表会とは
毎年3日間に渡り開催され、約15~16事業所が日々のケア実践について発表を行います。そして例年100名以上の職員や関係者が発表を聴きに参加します。
2018年度からはナイチンゲール看護研究上の金井一薫先生にご指導を頂きながら、「KOMIケア理論」をテーマに取り上げて発表が行われてきました。
オンライン開催へのチャレンジ
そんな事例研究発表会ですが、2020年度は新型コロナウイルスの影響により開催が危ぶまれました。
なんてったって100人以上が参加する発表会です。会場もそれほど広くはありませんので例年通りに開催すれば密になるのは避けられません・・・。下の写真は2019年度の様子ですが、完全に3密な状態なのが分かって頂けると思います。見事な三密です。
「でもやっぱり開催したい!」
「ならいっそのことオンライン開催にチャレンジだ!」
ということで意外にあっさりと2020年度がオンライン開催が決定しました。もともと採用活動や会議などを早い段階からオンラインに切り替えていたので、それほどオンラインに対する抵抗はなかったようです。
(写真は2019年11月のもの)
2020年度の様子
2020年度は下記の事業所が発表を行いました。(下記画像から法人施設一覧ページに移動できます)
初のオンライン開催ということでしたが、発表する職員からすると目の前に大勢の人がいないわけなので、例年よりリラックスできている様子でした。一方で実行委員メンバーは緊張した面持ちです。なんせ法人内で前例がない取り組みなので、どんなトラブルが起きるのか予想がつきません。
しかし、いざ始まってみると大きなトラブルもなく無事に3日間を終えることができました!
もちろんトラブルが全くなかったわけではありません。でも実行委員の見事な連携と適切な状況判断による迅速な対応で、トラブルをトラブルと感じさせなかったんですね!これは本当に凄かった!
また、発表はどの事業所もKOMIケア理論の「5つのものさし」や「KOMIチャートシステム」を活用した素晴らしいものでした。毎年確実にこの取り組みでの学びが積み重なっているのを感じます。
(写真:開催直前に最終打ち合わせをする司会と実行委員)
(写真:実際の発表の様子)
(写真:金井先生による総評)
さて、無事に終わったオンライン開催でしたが、振り返ると大きなメリットがありました。まずは発表の様子を録画していたことにより、勤務やご家庭の事情によりタイムリーに参加できなかった職員が、いつでも好きなときに発表を視聴できるようになったことです。そして遠方に住んでいる内定者や関係者も参加することが可能にもなりました。
これはチャレンジをしたからこそ得られた結果です。きっと次年度以降の開催方法にも大きな影響を与えることと思います!
最後に
現在、発表の様子を動画にまとめてYoutubeにアップする準備を進めています!完成したら興味のある方は是非見てみて下さい!
(写真:2020年度事例研究発表会の実行委員)
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