怒られるのがこわい
※昨年アメブロで公開していた記事です。(アメブロは現在やっていません。)
『敏感な子』の特徴についての一コマです。
良かったら読んでみてくださいね!
幼稚園も、年年少から通って4年目
幼稚園が大好きな息子が、先日、初めて
『幼稚園に行きたくない…!』
と、ポロっと涙を流して訴えました。
『どうしたの?お友達となにかあったの?』
『ちがう…』
『なんか嫌なことあった?お話してくれるかな?』
『…こわい』
『?なにがこわいの?』
『怒られるのが、こわい』
『先生に?怒られるの?』
『うん。すごい怒る』
『なんで怒られたの?』
『運動会の練習で、ふざけてたから』
『あらら、そりゃーふざけてたら怒られるよー』
『それで、怒られて、めちゃ泣いた』
『それがこわかった』
『そっかー、こわかったんだ。でもね、先生もみんなも一生懸命運動会の練習してるのに、君がふざけたらそりゃ先生怒るわよー』
『ちがう。ぼくじゃない』
『へ?』
『ふざけて怒られたのは○○くん』
お前じゃないんかーい!(;´Д`)
『○○くんがふざけてて、それで先生が怒って、○○くんが泣いちゃったの』
『怒る先生が、いっぱい泣いてる○○くんが、こわかったの』
『怒られてるのはお友達なのに、なんでキミが幼稚園行きたくないと思ったの?』
『だって…今度はぼくが怒られるかもしれないから…』
『ん?』
『次は…』
『次は絶対、ぼくが怒られるんだあぁぁーー!!!』
えーーーー!!!
なぜそうなる!!?(;´Д`)
『怒られるのが怖い』
『お友達が泣くのが辛い』
『次は自分が怒られるかもしれない』
『失敗したらどうしよう』
まだ子供なのに、失敗することへの恐怖がこんなにあるなんて…
(いや、前から気づいてはいたけど)
嫌になったら帰っておいで。と慰め
とりあえず幼稚園に行かせましたが。
怒られるのが怖い…なぜなんだろう。
すると、息子にドンピシャな記事を発見。
以下、記事より抜粋↓↓
発達障害を抱える人の中には、他人との境界が曖昧なため
知らない人が怒られていても、自分が怒られているかのように恐怖を感じ、悲しみ、怒りを覚える特性を持つ人がいます。
わが家の娘や息子も、そのタイプに当てはまります。進級してからずっと、お友だちが怒られる姿を見て、自分が怒られているかのように受け止めていたのです。息子が登園を渋る理由が腑に落ちました。
話を聞いてみると、頭では「自分が怒られているのではない」とわかっているようですが、「次は自分が怒られるかも知れない」「早くしないと怒られる」という恐怖から、必死に気を張って過ごしていたのです
おおお…息子と見事にドンピシャ…
そうか…今まで我慢して頑張ってたんだなぁ…
人一倍敏感な息子。
プレッシャーも凄かっただろう。
最近は、運動会の練習も慣れてきたのか
『行きたくない、怖い』と言うのも減ってきて
帰りのバスはニコニコ元気よく帰ってきます。
今のところ『慣れれば平気!!』な息子。
しかし、今後もプレッシャーのかかる事を
山ほど経験していかなければならない。
今私にできることは、話を聞いてあげたり
先生と話し合いをしたりすることだけかもしれない。
でも、私は息子の
本当の強い力を信じている。
自分をもっと信じて、信頼して
胸を張って生きてほしいな。