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タイ出張で感じたこと

仕事でタイを訪れた際、感じたことや驚いたことをまとめてみました。タイという国の独特の雰囲気や文化に触れることで、新しい発見がたくさんありました。


タイの人々の優しさ

タイの人々は本当に優しく、温かみを感じる瞬間が多々ありました。たとえば、レストランに入ると店員さんがまず手を合わせて挨拶をしてくれる——この「ワイ」という挨拶の仕草は、心が和みます。仕事で疲れていても、この小さな心遣いに癒されました。


マニュアル仕事が主流

タイでは、仕事が非常にマニュアル的である場面が多いです。出張中にゴルフをする機会があったのですが、一人一人にキャディが付き、スコアを手書きで記録してくれます。ゴルフ場に着くと、キャディの方々で溢れかえっており、これもまた日本ではなかなか見ない光景でした。

効率性だけを求めるのではなく、人と人との関わりを重視する姿勢に、どこか懐かしさと心地よさを覚えました。


テクノロジーの導入が進んでいない

タイでは、先進的なテクノロジーの導入があまり見られない印象を受けました。例えば、現金のみ対応の店舗が多く、キャッシュレス決済が普及している日本や他の先進国と比べると、かなり違います。また、ゴルフ場でも日本のようにタッチパネルでスコアを記録するシステムはなく、キャディさんが手書きで対応します。

それでも、これがタイの魅力なのかもしれません。人が多く関わる分、機械では味わえない温かみや柔軟さがあります。


交渉の余地がある

タイでは、何事も交渉できる場面が多いのが面白いところです。出張中にマッサージに行った際、カードが使えないと判明。手持ちのタイバーツが足りなかったため、日本円で支払いができるか交渉してみたところ、快く受け入れてもらえました(笑)。こうした柔軟性も、タイらしい特徴の一つです。


タイにもワイナリーがある!

意外だったのは、タイにもワイナリーが存在することです。ワインの生産に適した「ワインベルト」は北緯30–50度とされていますが、タイはこれを外れる北緯5–20度の地域。それでも、メルローやカベルネ・ソーヴィニョン、サンジョヴェーゼなどの濃厚な赤ワインを作っています。


基本的に渋滞

タイでの移動は、常に渋滞を考慮する必要があります。配車アプリのGrabを使うこともできますが、車が来るのに時間がかかる上、道路自体が混雑しているので、移動には余裕を持つことが必須です。特にビジネスで訪れる場合は、予定を組む際にこの点を意識することをおすすめします。


おわりに

タイはテクノロジーの面では遅れているように見える部分もありますが、それを補うだけの人々の温かさや柔軟性があります。仕事での訪問でしたが、タイならではの魅力をたくさん発見できました。次回はプライベートでも訪れ、さらに深くこの国を楽しんでみたいと思います。

皆さんもタイを訪れる機会があれば、ぜひ現地の人々との交流や、独特の文化を楽しんでみてください!

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