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ジュンク堂池袋本店の「家族を持てない/持たない社会」フェアで選書いただきました!

ジュンク堂池袋本店1階・エレベーター脇にある「愛書家の楽園フェア」というコーナーの「家族を持てない/持たない社会」という企画で『母にはなれないかもしれない――産まない女のシスターフッド』を選書いただきました!

ジュンク堂池袋本店・1階のエレベーター脇のコーナー

「家族を持てない/持たない社会」は、賃金や働きかた、キャリア形成のジェンダー格差、人口減少と少子化、貧困問題、恋愛やパートナーシップのかたちなど、「家族」を持つことの課題がテーマです。

フェアの棚を見ていて、まだ読んだことのないおもしろいテーマの本がたくさんあることにとても勇気づけられました。

ひとりの未婚女性として『母にはなれないかもしれない』を企画・編集・営業することは、子どもを「産む/産まない」について自分自身はどうなのかと考えさせられる経験でした。

「産まない」と決めている女性たちにお話をインタビューする企画なのですが、女性たちのキャリアや年齢はさまざまで、もちろん「産まない」に至る経緯も違っています。でもどの話のなかにも、女性として共感させられることばかりでしたし、はじめて聞く話なのに自分事のように感じられる瞬間もあり、貴重な経験でした。

女性同士でも、女子会でも、「産む/産まない」について真剣に話をするって難しいですよね。
この話題は、男性と女性でギャップが生まれやすいので、話題として避けてしまうこともあると思います。

ですが、本を通すと、すこし話しやすくなるのではないでしょうか。
本のなかのフレーズを借りて説明してみたり、登場する人の印象について言葉を交わすうちに、自分自身の経験やいま思っていることを伝えられることもあると思います。
この本は、「産む/産まない」について考えたいときのコミュニケーションツールとして使っていただければと思います。

私自身、上司や書店の方と普段できないような話をするきっかけになりましたし、それがすごく楽しいことでもありました。

ぜひ、ジュンク堂池袋本店に足をお運びいただき、フェアの本を手にとってみてください。


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