良き女子を演じていた私〜婚活アプリでいよいよ出会う♡
「おはようございます」
「美容系のお仕事されているんですね」
「お若く見えます」
アプリ内でのメールのやりとりが絶えなくて
これだけでウキウキしている私♡
質問されること=好意を持っている
と勘違いヤローを発令させているが
そこに 「期待」 があるから私の場合はめんどくさかった
ただ楽しんでワクワクしていていればよかったが、
この時点でも「私だけとやり取りしてるんやんね?」
と不安になりつつも
自分は3人とやりとりしているのにw
女王様っぷりがすごいw
本題に
もうかなり前なのでメールのやり取りなどはうる覚えだが、
一人目の方と会う約束になった。
両親にあんなに言われたのに、韓国好きが抜けていない私
在日韓国人の方だった♡
韓国語はほぼ話せないので私の中では日本人認定
梅田の居酒屋 和食で雰囲気の良い少し暗めの照明で個室風
顔も好きなタイプで年齢は2.3個上だったかな。
IT関係のお仕事をされている方。
メールのやり取りの際もとても紳士で、お互い結婚の話が過去にあったが、うまくいかなくなった話もしていた。
最初からこんなに順調にいってもいいものかと不安になる。
(まだ会ってもいないのに・・・)
基本恋愛ではネガティブ思考だった私は、
幸せになることを心で拒否していたんだなぁとつくづく思う。
ネガティブでいることを楽しんで
悲劇のヒロインをしていた
そんな不安もあるからこそ、
もう完璧にしなきゃ!!
これ逃したらあかん!!
本気モードで挑む私
めちゃ素敵な人やーーーーーーーん♡
完全にタイプだった
身長は低いが、顔も素朴で、スタイルやスーツの着こなし、ナチュラルな笑顔、肌も綺麗
瞬時に
この人普通にかっこいいけど、身長なんやろな・・
と謎のジャッジwwwwwww
ジャッジ感満載w
同時に、これは無理だ・・・とネガティブも発令
私の恋愛人生で、
「かっこいいなぁと思った人とは絶対に付き合えない」
というレッテルがあった。
付き合うことはできたこともあるけれどフラれる結末
それも浮気か音信不通かフェードアウト。
もしくは私と全然違うタイプの女子が好き
そんなレッテルを自分で勝手に決めつけていた(勘違いなのに)
そんなだから、居酒屋の場では
「楽しく振る舞う」
「よく見られたい」
ことをしていて、帰ってきて疲れる・・
当たり前だ、自分を出せていない
基本人見知りはあまりしない方で、
人は好きだからすぐに仲良くなりやすい。
騙されやすいともいうがw
そして自己嫌悪に陥る
「楽しかったです」とメールする
出会えたことは喜ばしいことなのに
楽しかった?
本当に?
自分に問いかける
心は全然喜んでいない、むしろ疲れていた。
そして自分を責める。
うまく話せたかな
気に入ってもらえたかな
いつも相手目線で他人軸だった。
でもこの出会いをうまくいかせたいという精神力だけは強く
相手も気に入ってくれている感じだった。
またご飯行きましょうと誘ってくれて嬉しくて
よしっ!
相手が気に入ってくれたことが確認できると
そんな気持ちもどこかに飛び、ワクワクに戻った
その後もメールは毎日続き
休憩中でも返事を返してくれる相手に
優しさを感じていた
そして出張で和歌山の最南の方に来たよーと写メを送ってくれたり
こういうやり取りが楽しくて仕方なかった。
私の返事も加速する
鬼メール純子からそんなにすぐに変わるわけがない
私のメールが多くなってきたそのくらいから
相手の返事が少なくなってきた。
ほぼ付き合えるくらいに思っている私は
他2名のアプリ内でのメールがもはやめんどくさくなり
返さなくなっていた
そしてお相手に
このアプリで他の人とやり取りしているのか?と相手に聞いた
すると「している」と返事
ショックを受ける
「あーやっぱりそうだよなー」
「可愛い子はいっぱいおるよなー」
「若い子もいっぱいおるよなー」
「料理上手がいいよなー」
そんなこと言われてもいない一人妄想w
そんな私は
その後そっけなくする・・絵文字も減る(わかりやすい)
もう無理だなと思っているから
必然と相手からの
メールもさらに減り、
自分の本音を出さずにいた私は苦しくなって
「何してるんですか?なんで返事くれないんですか?」
どんな風に聞いたか覚えていないが
このモヤモヤした感情で送ったメールには間違いない
相手からは
なんで俺が責められないといけないのか?
僕も結婚を考えているからこそいろんな人を見たいと
みたいな返事がきた。
そりゃそーだ
間違いない
我にかえった
そして
またやってしまった。
いつも我慢して爆発するこのパターン
まさかの付き合っていない人にまでやってしまうこのありさま
もう病的だw
とまで自分のことを思い
自分のことは自分が一番わからない
なんてことさえも知らずに生きている
謎のポジティブで
「こんな私でもいつかいいっていう人がいる!数をこなすしかないか!」
と一人目は自爆で終わった
その時の私は
もっと良い人に出逢ってやるーーーと
負けず嫌いフィーリングでいた。
そして現実を沢山引き寄せるのであった。