プロダクトデザインを知ってから!どうしたのか? 3話

私は、T大学を卒業した後、就職しなかった派です。そもそも、やりたい事がやっと見つかり、就職どころではなく、プロダクトデザイナーになりたい!なれる!!と心のどこかで決めつけていました。

特に、知り合いもいなく、本を頼りに色々と模索しました。とにかく、プロダクトデザインを勉強したいと考え、約1年間、図書館に通い、芸術学部の大学で再び、学び直そうと考えました。

今でも、覚えていますが、良くそんな『選択』ができたのか?若気の至りなのか?無謀な選択をしたと思います。しかし、挑戦と考えれば、やりたい事が明確になっていた私にしてみれば、至極、普通の考えだったのでしょう。

約1年間、図書館でデッサンや、英語、論文の勉強をしました。高専から、T大学に編入学をした経験を考えると、再度、編入学の制度を利用して、芸術学部の大学に編入学しようと決めていました。

何の知識もない私が、本を頼りに大学を探してみました。国立大学の芸術学部は、意外と少なく、限られた大学しかありませんでした。参考までに、東京芸術大学、千葉大学、京都工芸繊維大学、九州大学のわずか4校でした。編入学の時期も考えると、数校のチャンスでした。。。
私立の芸術学部を選択できる、金銭的な余裕がなく、わずか数校の国立大学に編入学するべく、勉強していました。しかし、全くの不安がなかった事を今でも覚えています。不思議と心のどこかに希望という確信みたいなものがありました。

幼少期に、図工の授業で描いた絵が、都展に入選した事や、高専で学んだ工学部の知識が『なんとかなる』とプラス思考になった要因だと、今になれば思います。

その後、編入学の試験が始まりました。私が受験した大学は3つです。確信はありましたが、簡単に編入学に受かる事は出来なかったです。

受験の時期が、それぞれの大学で、異なっていました。初め受験した大学の選考課題は、デッサンと英語、論文、面談です。勉強していた事で、特に難しくもなく、面談でも和やかに面接できました。

正直、合格していると思っていましたが、合否通知が届き、不合格でした。。。
まだ、次があると考え、勉強し続けました。


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