
【カワセミレポート 24/07/24】二番子の巣立ち
カワセミの記録( 三番子の産卵 )に続く報告。今年の一番子の6羽が6月2日に巣立ちして、次の巣穴で二番子の卵が孵った証の殻出しがあった(7/3)。二番子の巣穴は最初の巣穴から100メートルほど離れた場所にある。その日から21日、いよいよ今朝(24日)7時7分、二番子1羽目の巣立ちがあった!
明日(25日)が巣立ち日の本命と目されていたが、5時40分、観察ポイントに向かう。親鳥(雄鳥)の動きの少ない朝であったが、6時30分、突然巣穴口に幼鳥が顔を覗かせた。が、そこで30分以上のためらい動作が続く。そして、7時7分、最初の一歩で飛び出した。親の目の離れている時間帯だった。



飛び出した1羽目の幼鳥は対岸の擁壁の縁につかまり、しばらく動かない。そこでこの日の観察を一旦終えた。他の熱心なお仲間は観察を続けている。その報告によると、9時現在、2羽目の巣立は未だないという。何羽の二番子が続くだろうか、2羽目以降は翌日に持ち越された。

100メートルほど離れた三番子の巣穴では、母鳥の抱卵(三番子)が並行して続いている。カワセミペアの夏は忙しい。そんな空堀川・上流域の今朝の様子をお届けしよう。


冒頭のカワセミ画像は、朝の6時頃、この縄張りに遊び来た(?)別の幼鳥。しばらくして飛び去っていった。