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【カワセミレポート 240511】殻だし確認!

空堀川の上流域、雛が孵り、その卵の殻を親鳥が運び出す「殻だし」が、確認されました(5/10、5時29分)。幾つの卵が孵っているのかは未だわかりません。抱卵期から抱雛期(ホウスウキ)。

以降、10〜15分おきくらいの間隔で、カワセミペアが交代で小さなエビや魚を巣穴に運ぶ「餌やり」が観察されています。巣穴から雛が姿をみせるのは5月末以降になるでしょう。

巣穴の下の雄鳥、小さな魚を咥えています、巣穴に!

この時の巣穴の中には母鳥がいて、雄鳥と交代して直ぐに飛び出てきました。それがこれです。↓

巣穴の中で雄鳥と交代して出てきた母鳥

暫くして戻ってきた母鳥も嘴に小さな魚を咥えています。魚の頭の側を前にして咥えています。雛も魚を丸呑みするので、喉に魚のひれなどがひっかからないようにするためです。

戻ってきた母鳥は小さな魚を頭を前にして咥えています

母鳥は一旦対岸の巣穴下の止まり木に留まり、周りを確認しながら上にある巣穴に入っていきます。オス、メス交代で雛を温めたり、餌を獲ってきたりと、暫くは今まで以上に忙しい子育てが始まります。

巣穴に飛び込む母鳥

空堀川上流域のカワセミペア、昨年の3月に新しいペアが誕生し、それ以降、オスも甲斐甲斐しく働いてくれています。一昨年の夏には雄鳥が他に去り、シングルマザー状態で子育てをした母鳥です。

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