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【カワセミレポート 240712】三番子の産卵
カワセミの記録( 殻出しを確認 )に続く報告。今年の一番子の6羽が6月2日に巣立ちして、次の巣穴で二番子の卵が孵った証の殻出しがあった(7/3)。二番子の産卵と抱卵は最初の巣穴から100メートルほど離れた場所にある。
親鳥による雛たちへの餌やり、餌運びが順調に進めば、7月末には二番子の巣立ちがみられることになる。そんな矢先、母鳥が次の産卵(三番子)に備えた巣穴づくりに入った。それを確認したのは7月8日、巣穴は一番子の巣立ちした同じ雨水排水管だった。
さらに、金曜(7/12)の朝、いよいよ三番子の産卵に入った様子も確認された。その前日には交尾のシーンも確認されている。(熱心なお仲間からの報告) 雄鳥による二番子の雛たちへの餌やりと母鳥の三番子の産卵と抱卵、それが同時並行で始まった。
カワセミペアの夏は慌ただしい。そんな空堀川・上流域の様子をお届けしよう。
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雄鳥の様子、朝の餌やりタイムには観察を続ける2時間ほどの間で6回の餌運びが確認されたという。二番子の雛たちへの餌やりは雄鳥が一手に引き受ける、その健気さは感服もの。
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金曜の朝に観察された母鳥、巣穴下から巣穴めがけて飛び立つが巣穴に入れない。お腹の中に卵を抱えて(?)身重になっている所為か、動きが鈍い。飛び立っては巣穴の手前で戻ってしまう、そんな繰り返しが6〜7度、続いていた。
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母鳥、一度巣穴に入ると時間単位の巣篭もりとなる。いよいよ「産卵」に入ったようだ。命をつなぐカワセミペアの営みが続いている。