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公民館を利用することの意味を問う場
公民館は市民の学習・文化活動や様々な地域活動の拠点として多くのサークル・団体に利用されている。その公民館の運営を円滑に進めるため、さらには利用するグループ間の交流を図るため、市内5つの館毎に利用者連絡会(利用連)がある。
利用連を通して利用するグループの枠を超えたつながりと広がりをつくり、利用者自身が「公民館を利用して活動することの意味」を絶えず確認する場となっている。市内には利用連への参加団体が減り、役員の成り手がなく「利用連休業」となった公民館もある。
上北台公民館では、利用連の毎月の定例会が先週(4日)開催された。
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今月の話題では、11月に開催されたグループ学習交流会(東村山市ふるさと歴史館・下宅部遺跡見学)の振り返り、週末に開催の「上北台公民館 展示・発表会」や1月に計画されている「利用連の新年グループ交流会」の準備状況、2月に計画されている五館合同交流会、利用連の会則改定や発刊予定の「利用連ニュース」等、があった。「展示・発表会」は公民館が主催し、利用連が運営協力するイベントとなっている。
どの公民館も年々、利用連への加入グループが減っているという。コロナ禍が輪をかけたようにも思われる。他にも様々な理由があるのだろう、時代が個人の考えを尊重し互いの干渉を避ける社会となり、強制力のあるつながりや強固な人間関係を求めようとすると距離をおいたり参加を拒んだりする人が少なくないということも背景にある。
加えて、公民館には社会教育施設として人々の自由で主体的な学びを支えるという基本から、組織や団体への強制的な加入や動員は避けなければならない..との考えもある。が、なんといっても利用グループの高齢化が大きい。成熟社会における公民館のあり方や存在意義の見直しが利用連や公民館関係者に問われている。
下の画像は、週末に開催された「上北台公民館 展示・発表会」の様子、成果発表を行って、今回の発表を機にグループを解散するというグループもあった、高齢化が理由とのことだ。(画像はアニメ処理) 少しかたいテーマとなったかな。
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