見出し画像

VIP修羅の獣たち

2月19日We love南紀白浜火曜日
日替わりコーナー「愛ラブシネドラ」は、
2017年作品韓国映画「VIP修羅の獣たち」を紹介しました。

この映画の監督は、、私自身絶賛作品「新しき世界」を作ったパクフンジョン監督作品
今回の作品もことしアクション映画としてのジャンルとしてはダントツの1位。すごく面白かたです。

ストーリーは北朝鮮のある民家から始まります
しかし・・その現場とは血の海
7人家族たちが何者かによって残虐され、
目で見るにもあまりにも残酷。
幼い就学前の子供でさえも何箇所も刺された現場では、北朝鮮の刑事が怒りをあらわにしています
「あいつだ!間違いない!!」
その警察は誰が犯人は知ってる。
独自の操作もむなしく・・
上司に呼び出されます

「お前さん、なぜこの事件を掘り返す、、もういい加減にこの事件から手を引け、そうだちょうどいい今35箇所の工場で働く権利を得た、お前は当分そこで働くがいい。そこに手帳と拳銃を置いて置いていくんだぞ
なんと北朝鮮の犯人の追跡をやめなかったために、何者かの圧力で刑事を剥奪左遷され、工場で働かされることとなりました

なんと、この残虐な殺人は北朝鮮のエリート高官の息子グァンイル(イ・ジョンソク)が狂気的に人を残虐。いわゆる趣味が人を殺しその悲鳴や血を見ることにより快楽を得る最低な人間でした

綺麗な顔してとんでもないボンクラ息子!!

しかし、北朝鮮の最高幹部の補佐と言うだけあって事件をもみ消すという、前代未聞の状況でした

それを知らず連続犯人を捉えようとした刑事がペナルティーとして刑事を剥奪、左遷されたわけです。

しかし、その後、父親の権力も交代が訪れ、韓国には当時「米CIAと韓国の国家情報院が合同で韓国に亡命させて、韓国国内でVIP待遇で生活させる」という「企画亡命者」という制度が実際にあったそうで。

最高幹部の金庫番という仕事をしていたために、父親はアメリカのCIAの狙いがありまして、

父親の情報を入手したいがために、その息子を保護することとなりました


しかし・・企画亡命した北朝鮮の最高幹部補佐の息子を保護したものの、韓国に来ても、連れの2人と殺人三昧のエヴリデイ。

メディアでも隠せないほど何人も殺人が行われた。

そこでどうにかして、グァンイルを容疑者として逮捕したい韓国警察の“暴力警視”チェ・イド(キム・ミョンミン)

「どこぞの偉いさんのボンクラ息子か知らんけど?ここは韓国や!!そんな人の命を紙切れのように簡単に切っていくようなクズを見逃すわけしゃ〜いかん!俺を誰やとおもてねん、どんなことをしてまでもしょっぴくぞ!!

あらゆる情報を小さい現場からコツコツ見つけ出しなんんとか逮捕までこぎつけたが・・・

そこへやってきたのが、国家情報院の“エリート、エージェント”パク・ジェヒョク(チャン・ドンゴン)

CIA(右)に頼まれて北朝鮮から企画亡命したボンクラ息子を保護する仕事なので、「おい!お前たちどうにかしろ!隣のジジイがうるさい!CIAは面倒なことはすべて韓国側に押し付ける👏アメリカ人のよくやることです!!

そこでチャンドンゴンが不正とわかっていながら韓国警察に食ってかかっていきます

「韓国警察さんよ、いま逮捕してる人はどんな立場の人かお分かりかい?そうですCIAの保護されているエリート亡命者。なんですよ、そしてこのままにしておくと、あなたの立場も悪くなるのでは?」

と言って食ってかかってくるわけですが、

そこで韓国警察、

キムミョンミンの熱演です!!

すでに逮捕状もあるんや?そこれを妨害するとなれば・・お縄になるのは、お前さんの方だよ。ほらほらどいたどいた!!そう言って一度は逮捕。

しかし、国家情報院も黙っていません・・韓国警察の上層部
サウナでご満喫の所を背広姿のチャンドンゴンがやってきます

「韓国警察さんおつかれさま👏このまま私たち、国家情報院、そしてCIAに楯突くこととなったらあなたの立場も悪いのでは?

そこでだ、共犯者捕まえたのであいつに全ての事件の主犯格として逮捕すればどうです?もちろん、ボンクラ息子の言いなりやから、あいつの指示だといえば、望んで命を差し出すでしょう・・・どうです?この条件悪くはないでしょ?」

なんと国家情報院の立場でありながら、犯人を捏造させるという、しかし世の権力の強さ、韓国警察の幹部は、なんと条件を飲んだ、

韓国警察の幹部が、凶悪犯人と言われているボンクラ息子を釈放せよと指示をします

「なんだって??暴力刑事のチェ・イドのが上部食ってかかります

「待ってください部長、多少の暴力捜査”には目をつむってでも逮捕して欲しいって言ったじゃないですか??」

犯人が見つかって?ちゃいますやん!捏造って、最低ですやん??」

っていうものの、ヘラヘラ笑うんです、ボンクラ息子グァンイルが

「ごめんねごめんね〜僕は絶対に捕まらないんだよ、なんてたってCIAさん。僕の父親の資産を知りたいんでしょ?残念ながら僕のこの頭の中さ、知りたきゃ僕を保護するしかないよね。。


ヘラヘラと笑うこの目つき!!人を殺害してはこの笑顔!!人をなめとんか!!!と思わすシーンです。これを何度か繰り返すことで、保護する側だったチャンドンゴンさえも堪忍袋が切れてVIP亡命者の頭を撃ち抜こうともします。

さて、父親の権力でやりたい放題の凶悪犯人のボンクラ息子、ヴァンイルあまりにも酷い人と人として最低なこのボンクラ息子をとらえることができるのか??という話です

とにかくこの映画すごく面白かったです特にボンクラ息子を演じた、がイ・ジョンソク演じるグァンイル。このヘラヘラ顔が超ムカつく!ヽ(`Д´)ノ

一番ムカついたのが、新たな証拠を見つけて逮捕したものの、結局、CIAにグァンイルを引き渡すことになる展開。 2度ほどあるんですよ

そのたんびに悔しい思いをする状態になるのでした… 見ている私たちが、ここまで見ている私たちが苛立ちを隠せないほど徹底してこの映画クズを救うわけ、ここまで人が作ったものとして冷静に見れないほど、すごくこの脚本上手。

しかし、スッキリおとしまえ着きます、ネタバレになっちゃうけど、タダじゃ済まないのでぜひ最後まで見ていただきたい

*見終わるまで心底溜まったストレスゲージが一気に解放→その気持ち良さといったら!ヘ(゚∀゚)ノ **

この快感を味わえただけでも観た甲斐があったなぁと。

その他、主演の4人の演技は素晴らしかった。


特に歳行ったチャンドンゴン、なかなかいい味出してます


「これは良い映画を観たなぁ (´∀`=) ヨカッタワァ」とホッコリした次第。
#VIP修羅の獣たち #韓国映画